121.おいたん、次が決まる! と、こじらせ夫婦についての考察

 おいたんが『歌って踊らされる職場』をバックレてから一週間ちょっとが経とうとしています。その際はお騒がせいたしました! おいたんはこの一週間で怒涛の就職活動をし、次の職場が決まりました! 次は希望通り障害者施設の生活支援員(契約社員)として採用されました。今度は長く続けられる所だといいなぁ。


 おいたんという人間は、色々なことをこじらせている人間です。『人前に立つのが嫌だ』というのも、私が思っていた以上にこじらせています。おいたんと比べたら私は前に出るのが大好きな陽キャなんだなぁ、と思ってしまったくらいですよ。


 おいたんは学校生活で『劇』の類にも出演したことが無いらしいですし、合唱コンクールで歌うのすら嫌、いっその事マラソン大会で人目に触れるのも嫌だったという極度のこじらせです。


 一方、私は『劇』は率先して出てたし、合唱コンクールは指揮者やってることが多かったし、マラソン大会で人目とか考えた事無いし、なんなら緊張状態とはいえライブ活動とかしてたし。みたいな。


 おいたんほどこじらせた人間を私は見た事がありません。少なくとも私の友達は個性と自己主張の塊みたいな人間が多いから、おいたんは珍しいタイプ。だからこそ新鮮に感じて一緒に居て飽きないのかもしれません(笑)。


 おいたんが色々な事をこじらせているのは、結局は生い立ちだったり、周囲に居た人間の質だったりから来るのだと思うけど、結論としてはおいたんの魂は傷付いている。私はそのおいたんの魂を少しでも救いたくて一緒に居る。でも、与えてるだけではないのです。おいたんは傷付いたからこそ得た優しさを、全力で私に注いでくれる。そして私も救われるのです。


 と、おいたんのこじらせについて書きましたが、最近無雲自身も少しこじらせています。とはいえ、私のこじらせは凄く平和です。私、おしゃれがしたいのです(笑)。


 私は事務職の間、目立たないように目立たないようにと考えて、凄く地味な髪型に凄く地味な洋服を身に付けていました。が、元来私は髪の毛を深紅にしたり青にしたり、それで革パンとヒールを身に付けて歩いていたりと、派手な格好が好きな人間です。個人事業主になって組織というしがらみから抜けたら、その派手好きが再燃したわけです(笑)。


 音楽環境がダウンしている現在、焦る気持ちを抑えるためもあり私はやたらとア〇ゾンに生息しています。そう、派手な洋服を漁るためです(笑)。


 私は凄く体が大きいので、そこら辺の洋服屋さんのはサイズが合わないのですよ。なので、ア〇ゾンで大きいサイズのお洒落な服を日々ポチポチと探してはニヤニヤしてたまに買っちゃう。お金無いからそんなに買えないのですが、とりあえず二着は買いました。


 そして髪型! これは今月初旬に派手に(二色に)チェンジしようとしたら、美容師のお兄さんが染料選択のミスをして派手になれなかったんです。かと言ってその場でやり直してもらうのも悪いから、とりあえず四月になったら即染め直しに行きます。グッバイ地味な黒髪!!


 というわけで、人生に影響が出る勢いでこじらせているおいたんと、平和的こじらせの私の日常はやっぱり事件ネタに溢れた毎日でございます。


 

 

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