93.開始二分で観るのが苦しくなった「こもりびと」

 おはようございます! 昨日餃子を食べ過ぎた無雲です!!


 何だか、この四連休は料理して酒飲んで終わりでしたね……。やらなきゃいけない作業はあるのに、疲労が噴出して動けずにだらだらしまくった感満載。まぁ、いいか……。


 昨日は某国営放送で引きこもりとその親を描いたドラマ「こもりびと」が放送されました。私は観る気満々で二十一時を迎えました。しかし……。二十一時二分、私は苦しくなってチャンネルを変えました。(;´Д`)


 ドラマや映画を自分に置き換えてしまうクセがあるみたいで、こういう系(引きこもりや精神障害者)の作品を見ると苦しくなってしまう事が多々あります。


『親亡き後の生活』


 これは、私が廃人で頭が全く回っていなかった時、唯一悩んでいた事でした。自分で稼ぐ自信も無く、完全に親に依存して生活していた私にとって、いつか来るであろう親の死は自らの死よりも恐ろしいものでした。それを如実に描いたものが昨日の『こもりびと』であったのであろうと思います。(二分しか観てないけど。)


 今は幸いにも私は自分でお金を稼ぐことが出来ます。非正規雇用で短期契約という、地盤がかなり緩い状況ですが、結果として稼ぐことは出来ている。それは、両親にとっても安心できる材料であろうと思われます。


 多分、当時両親は私以上に不安だったはず。「自分たちが死んだらこの子はどうなってしまうのか……。」だからこそ、私の母は私を障害者施設に入れる事を本気で考えていた。そういう手はずを整えておかないと、私は野垂れ死んでしまうだろうと思われていたから。


 今日の朝は、D・Ghost worksさんのコメントを受けて(すいません、勝手にお名前出しました。(笑))、朝からクラウドソーシングを調べていました。いつ契約を切られても次稼ぐ術(逃げ道)を探しておけば不安感は少し軽減されるはずだと信じているからです。


 それを調べていて気付きました。私は、自分のスキルに圧倒的に自信が


 出来る事はあるはずなのです。だけど、その対価にお金を貰うことに自信が無いのです。


 私は今の職場でもどこでも、いつもおどおどした感じでキョロキョロしています。それは自分がやっている事に対して自信が無いからです。なので、「速いですね」とか褒められても素直に受け取れず、「とんでもございません」が口から出てしまう。


 私にとって『働く』は、イコール『働かせて頂いている』なのです。


 なので、自分のスキル一本で勝負に出るクラウドソーシングは、私にとっては敷居が高く感じました。


 この自信の無さを少しでも何とかする事は出来るのだろうか、と考えながらこの文章を書いています。ひとつ思いついた案としては、友達の御子息の会社の動画を作らせて頂こうかな、という事です。もちろんお金は貰わない。修行のためとしてです。


 私はその友達の仕事を手伝うために、Adobeのソフトはサブスクでほとんどの製品使えるようにしてあるし、音楽ソフトはもちろん使える。あとは、経験値を上げていくだけなのです。


 私は最近、回復してから作った中途半端な曲をネット非公開にしました。何故なら、その出来栄えが酷すぎて恥ずかしくなったからです。


「プリセット(既成音)だけを使った曲なんて私らしくない!」


 そう気付いたのは二カ月前くらいの事でしょうか。『音作り』という楽しみを思い出した時からその想いが出てきました。


 私の脳みそはまだまだ回復途中です。失った年月とスキルと自信を取り戻すの為にはもっと時間が必要でしょう。だから、今の人生を全速力で走って少しでも社会生活を取り戻したいのです。


 ドラマ『こもりびと』がどういう結末を迎えたか私は知りません。


 ただ、思うのです。


 その結末が救いのあるものでありますように、と。


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