他人の

思想のペンキを浴びたい。


ああ、他人の思想はどんな色なのか。

恋の色か、

憂いの色か

宵の色か。


時間帯でも変わる、

食後でも変わる、

読後でも変わる。


何とも奇怪で奇妙で

気味が悪く可笑しい。


そんなペンキが売っていればと、

願う今日この頃。

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