第9話  めめ

めっめっ めっめ め

私はあなたを眺めてる

黒猫の夢

浴槽に浸からないあなたを不思議に思う

いつも卵かけご飯しか食べないあなたを不思議に思う

入院したら退院しよう ただそれだけ

あなたを縛る鎖などどこにもないのだから

ギター弾いていいよ

あなたには私がついてる

どこまでもついていく

それが黒猫の夢

もう不安にならないで

小さいことに負けないで

道に迷わないで

一心不乱に自分を信じて

いつか私を愛して


めっめっ めっめ めー

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る