第41話

宵山よいやまに飲み込まれたる山鉾やまぼこ


京都三大祭が一つ、祇園祭の風景です。

応仁の乱で焼け落ちた京都の再建に一役買った町衆が始めたとか何とか。

西陣織で儲けに儲けた町衆達が贅の限りを尽くして作ったのが山鉾(背の高い山車だし)です。

今も保存会が活発に活動しています。


結局4年の間に行くことはありませんでした。

毎年雨だし。人多すぎるし。

学生の間では「1回生の祇園祭で彼氏彼女を作る。」が一つのステータスになっていた気がします。


京大出身の作家、森見登美彦さんの『宵山万華鏡』、

『きつねのはなし』などに、

ごみごみした祇園祭の風景が描写されています。

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