第1話 スカートへの応援コメント
まずは告白しますね。
好きです。
『右は骸骨、左はパプリカ』
というキャッチがまず凄い。というか、こんなエッジの効いたワード、私ならタイトルに使っちゃう。キャッチは『ど~~~っちだ?』かな。
でもタイトルは『スカート』なんですよね。
だって彼らにとっては日常だから。そう言う日常をとことん突き詰めたら、このタイトルですよねえ。日常的であればあるほど、描写が綿密であればあるほど、世界が狂いますね。
めちゃくちゃ普通のビジュアルのロックバンドが、良い感じのメロディーに乗せて、ぶっ壊れた歌詞を、淡々と歌うあの感じ。そうあの感じ。それに似ている。
私は途中で、そうですね、尾骶骨の辺りで、「ああこれは、深く考えてうんうんと頭を悩ませるやつじゃあない。映像をとことん楽しむやつだ」って思いました。MVみたいな感じで。
彼女の目の色は、信号機ですね。
赤になったら怒ってるってことで。だから最後の彼女の「ピーマンだよ」は、キュートだと思いました。
ふくれっ面でぷんぷんしてる感じがいい。
一番笑ったのは、「どっちが私に似合う?」って話が「この服に似合うのはどの私?」にすり替わっているというオチですね。これはめちゃ笑いました。
シュールやなあ、瞳さんお笑いのセンスめちゃあるやん! って思いました。
だからか、読み終わった後はなんだか笑ってました。
凄く楽しい気分になって。
これ、読書って言うよりアッパー系の薬に近いなあ。(やってません)
瞳さん作品は用法要領を守って正しく読まないといけませんね。
いやいや、本当に面白い作品をありがとうございました!
作者からの返信
詩一@シーチさん
コメントありがとうございます。
というかすごく読み込んで頂いて恐れ多いです笑まず、レビューが最高すぎます。想像の斜め上よりももっと上をいきましたね(?)
ピーマンの所の可愛さが伝わっていて嬉しいです。パプリカ、ピーマンという語感がそもそも可愛い気がするのでカップルらしさが出ていると嬉しいですね。
変なお話ですが笑って頂いて、読み込んで頂いて、すっごいレビューも頂いてなんかもうどうお礼を言っていいのかもわかりませんが、とにかく嬉しいです笑
もうこんな作品は書けない気がしますがこちらこそありがとうございます!
第1話 スカートへの応援コメント
強烈だぁ……。
すごすぎて言葉にできませんすみません。
以下、聖願の独り言(思いついた順に書いてるので、まとまってないです!すみません!)
「左ならパプリカだね」
「左はピーマンだよ」
の掛け合いが好きです!
パプリカとピーマンって似てるけど、違いますからね。
大枠は一緒だけど、細かいところが違う、みたいな感じなのかなぁ。
でも彼女の目、赤信号になってるんですよね。パプリカの色だなぁ。
瞳の色も、緑→黄→赤ってピーマンからパプリカになってる。
つまり、だんだんと『僕』になっていったのかなぁ。
どんどん想像が膨らむぞ……。
あとでちゃんとまとめます。
作者からの返信
聖願心理さん
コメントありがとうございます。
スカートの沼にはまって頂けて嬉しいです笑
『最後の彼女の目がパプリカの色』という読み方に身震いしました。どこまで意味があるのかというのはお話の性質上言ってはいけない気がするのですが、聖願さんの解釈は個人的にめちゃくちゃ好きです。
こんな荒くれ者をこんなに丁寧に見て頂けて作者は嬉しいばかりです。ありがとうございます!
第1話 スカートへの応援コメント
なるほど、これは凄い……!
確かに他の方には書けない独自の世界ですね。正気を保った狂気、とでも申しますか。小説なのに抽象絵画を見ているような不思議な感覚を味わいました。
この「僕」と付き合える彼女は素敵な人ですね。
作者からの返信
板野かもさん
コメントありがとうございます!
かなり振り切って書いたので、そのように言っていただけてとても嬉しいです。
はい。こんなに感性の合う人を見つけられたらとても幸せだと思います。