第254話 5類感染症移行後の対応
新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について
www.mhlw.go.jp/stf/corona5rui.html
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ここにまとめられている。
5月8日に新型コロナが5類に変更されてから、山ほどあった新型コロナ関連コンテンスが、どんどん消えている。特措法の対象だった事業も終了したり、委員会が消滅したりしている。一夜にして、まるでコロナがなかったような世界が広がった。
同時に、新型コロナはなくなったわけではないのに、今後の感染拡大の可能性に関して警告を発する有識者に、SNSや週刊誌で誹謗中傷や罵詈雑言をあびせる傾向が出ている。(尾身先生、西浦先生、各種委員会メンバー、医療関係者)
WHOの緊急事態解除宣言にしても、世界的な公衆衛生上の緊急事態対応を解除しただけであった、感染対策は各国で継続するように指示している。米国CDCも5月11日に緊急事態対応を解除する。これをねじ曲げて、コロナが終わったような方向にもっていこうとするマスコミやインフルエンサーや政治家や官僚は、冷静に監視対象として観察し続ける必要がある。今回、「空気」が醸成されていく過程が、かなりはっきり見えた。緊張感を持って感染対策を続ける忍耐力も意欲も財力も尽きてしまったということだろう。
少々、弱者が死亡しても、それが家族や知人でないかぎり、旅行、スポーツ観戦、ライブ、フェス、グルメ、飲み会、お祭り、ショッピング…… が感染対策に優先する。そして、自分だけは大丈夫と言い聞かせる時代が始まった。
このコラムで紹介してきた色々なURLもかなりの部分が消えていくと考えられる。関連した行政組織、自治体、研究機関、大学、企業のURLは今後も参考にはなるはず。異常事態が解除されて、日常に戻っても、検索技術の基本は変わらないので、読者の皆さんは、自分の得意分野で、今後も情報を集めて確認していただきたい。多分、簡単には騙されないようなスキルは、身についていると思う。
生成系AIは、それらしい回答を吐き出すだけなので、検索には向かない。自分の守備範囲で使うのは問題ないが、知らない分野で結果を盲信するのは危険。生成系AIは吐き出す情報の正確性は保証していない。そもそも、生成系AIは、一番可能性のある文章をつづるだけで、正確性を目指す命令を与えられていない。
新型コロナに関する情報源が減ってしまったので、更新頻度が下がるかもしれない。コロナ以外の感染症情報や情報セキュリティ関連情報も載せていきたいと思う。
今後ともよろしくお願いします。
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