第186話 流れ弾に注意
ウクライナへのサイバー攻撃はwiper malware が使われているようだ。
このmalwareはHDDを消去する破壊的な攻撃を行う。
ウクライナの政府機関は、cloudflare を使って対策を始めた。
かなりたくさんのサイトが攻撃を受けているので、うっかり国際ニュースやSNSからリンクを踏んで、ロシアやウクライナのサイトに飛ぶと、サイバーの流れ弾が飛んできたり、サイバー地雷を踏んだりする可能性があるので、十分注意する必要がある。この連載の第5話「情報を安全に 」も参照
ロシアのウクライナ侵攻は、最新の超限戦(ハイブリッド戦争)の最新版.
サイバー攻撃、デマ攻撃、経済攻撃、政治技術攻撃、正規軍事攻撃、非正規(ゲリラ・テロ)軍事攻撃の組み合わせ。
開戦のかなり前から、実際には攻撃が始まっている。
平時と有事の境界があいまいになる。
開戦は、紛争の最終段階。
基本は、反社のメンタリティと同じ
シマ(領土は)は死守。奪われたシマは必ず取り返す。
なめられたら負け。面子は最大関心事
シノギ(経済的利益)は大事。
形だけでも建前は大事。
日本社会は、このような攻撃に対して、非常に脆弱。
それにしても、パンデミックのもとで軍隊はまともに活動できるのだろうか。 集団で動く軍隊は、基本的に感染症には弱い。 特に、密室になる海軍は弱い
欧米側も、非公式のサイバー領域で反撃する可能性があって、エスカレーションが容易なため非常に危険。インフラを破壊されると、武力による反撃に変わる可能性がある。
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