第125話 モグラ叩きか汎用ワクチンか
現在開発されているワクチンに対して、ワクチンに耐性のある SARS CoV-2 の変異株が見つかっている。
ワクチン各社は、これに対応した改良ワクチンの設計を行っているが、モグラ叩きのように、毎年、全人類の何割かにワクチンを接種することを続けるのは、難しい。
このため、製薬会社は汎用ワクチンの開発を始めたようだ。
スパイクをターゲットにするのではなく、別のたんぱく質をターゲットにする抗体を作るワクチンが検討されている。 ネットの噂では、ベンチャーが開発した汎用ワクチンの治験がもうすぐ始まるという情報が。
もし、SARS CoV-2の増殖に不可欠なたんぱく質があって、ここが変異すると増殖できなくなる部分がターゲットにできれば、変異すると自滅、変異しないとワクチンの餌食となって、変異株の影響を受けないワクチンを作成できる。
汎用ワクチンができれば、しばらくの間は、人類は安心して生活できる。
University of Nottingham と Scancell社
GSK と 米国のバイオベンチャー
こっちの方も、遺伝子情報からバイオインフォマックスでm-RNAを設計できるだろうか。
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