第156話 冒険者ランクEX

 リュールとヴェルグの試験は、リュールが現状維持、ヴェルグがワンランク上がってSSになった。

 二人共、短所と長所を言われた後、注意点を言われてから治療を受けている。


 そしてクッキーさんだが、あれだけの戦闘を行っても息切れ1つしておらず、ほとんど怪我も無い。

 これで50代だと言うのだが、大変疑わしい。

 そもそもの話、人間かどうかも疑わしく見えてしまう。

 いや、鑑定でも人族とはなっているので間違いないのだが、どうしても疑わしく見えてしまうのは仕方が無いと思う。

 そう!言動や動作に身形も相まってしまうので、仕方が無いのだ!

 大切な事だからもう一度言っておく!仕方が無いのだ!


 そんなクッキーさんだが、軽く屈伸をして俺を待っている。

 次は俺の試験なのだが、正直な話を言うと――。


(マジ、どうやって勝とうか……)


 先程から、ずっと勝ち筋を考えていた。


 ぶっちゃけた話、本気の全力なら余裕である。

 だがそれは、原初の力を行使した上にクッキーさんを殺してしまう。

 それは流石にヤバいので、殺してしまわない様に勝つ方法をずっと模索しているのだが、どの方法も確実性に欠ける。


(初見だと、判定負けはあったな……)


 最後に回してくれたリュールに感謝である。

 尤も、リュールからしてみれば、自分が一番に戦いたかっただけかもしれないが……。

 結果的には、多少だが手の内も見れたので、感謝しかないがな。


「ラフィ。どうやって勝つの?」


 治療を終えたヴェルグが近寄って来て訪ねて来る。

 その少し後ろからは、リュールがこちらに向かって歩いて来ていた。

 リュールが来るのを待ってから、ヴェルグの質問に答えようとするが……。


「ん。あれは無理」


 リュールからの言葉に俺もヴェルグも何か納得してしまう。


「あの人って、本当に人間? 名状しがたい何か、じゃない?」


「ヴェルグ。面と向かって言ってきて」


「リュール!? ボクに死ねと!?」


 ヴェルグの言葉に同意しながらも、本人クッキーさんに言って来いと言う鬼畜なリュール。

 そんなリュールに、原初の眷属であるにも関わらず死の直感を感じたヴェルグ。

 本当に人間なのか、ますます疑惑が深まったクッキーさんであった。

 尚、クッキーさんに面と向かって「名状しがたい何かですか?」とは、当然だが俺も言えない。

 言った瞬間、アイアンクローされる未来しか見えんからな!


 少し話し込んでいると、クッキーさんから「まだかしらん?」と言われたので、ヴェルグとリュールに「また後でな」と言って、訓練場への中心へと向かう。

 少し待たせてしまったので、クッキーさんとシャイアス殿に軽く頭を下げて謝ると――。


「私は大丈夫ですよ。用事も終わっていますし」


「急かせて悪いわねぇん。でもぉ、わたしぃ、この後も仕事があるのよん」


 2人の言葉を聞いて、再度、頭を下げる。

 シャイアス殿は慌てたが、クッキーさんは平常運転だった。


「あなたはぁ、良い方の貴族なのねぇん。シャイアスとしては安心かしらぁ? リュールちゃんも優良物件を捕まえられて羨ましぃわぁん」


「良い方の貴族かは、自分じゃ分かりませんけどね」


「色んな貴族を見て来たぁ、わたしが言うのよん。間違いないわよぉ」


「私もそう思いますな」


 2人して俺を褒めたが、クッキーさんは直ぐに試験を始める立ち位置へと歩いて行った。

 どうやら、本当に急ぎらしい。

 シャイアス殿に視線を送った後、俺も試験開始の立ち位置へと歩いて行き、準備を始める。

 武器は……オリハルコン製の片手直剣にしておくか。

 頑丈で鉄よりは軽いから扱いやすいしな。

 お互い準備が終わったのを見て、シャイアス殿が右手を上げる。

 そして――試験開始の合図が出された。


「始め!」


 その声と同時に、魔法を多重展開させる。

 一般的な魔法は体内に魔力を巡らせ、手の平から放出させる。

 その時に魔方陣も一緒に構築されるのだが、魔法の発動が早い程、目に見える魔方陣の構築も早い。

 そして、威力や制御が難しくなるほど、その構築に時間が掛かり、魔方陣の大きさも変わってくる。


 有名な話だと、とある冒険者は聖級魔法の構築を3分で済ませたと言う記述がある。

 今現在、聖級魔法の構築には5分程掛かるのが普通なのだが、リソースを魔法寄りにしている者でその時間なのだ。

 そしてもう一つ、強力な魔法を使うにはイメージが必要で、そのイメージを補完する為に詠唱がある。


 魔力循環と構築処理速度に加えてイメージの補完をし、膨大な魔力を消費して、初めて聖級魔法が撃てるのだが、俺はそれを多重展開させているのだ。

 それも3つや4つではない。

 50近い魔方陣を多重展開し、その魔法陣の大きさも全く同じであるのに、内包する魔力量はバラバラである。

 それを見たクッキーさんは顔を引き攣らせた後、即座に防御態勢を取った。


「まずは小手調べで」


「小手調べってレベルじゃないわよぉ……」


 その言葉の後、魔法を全ブッパする。

 放った魔法は下から順に、中級、上級、超級、聖級、王級の各属性。

 見学していた冒険者達は、口をあんぐりと開けている。


「これ、やり過ぎじゃないかなぁ」


「多分、耐えてる」


 ヴェルグがクッキーさんを心配しているが、リュールは問題無いと思っている様だ。

 2人はそれなりに離れているのだが、俺の聴力は意識的に制御しないと地獄耳になるので、今回は丸聞こえだったりする。

 そして……数分間、魔法を撃ち続けて止めるが、煙から出て来たクッキーさんは五体満足で耐えきっていた。

 服の上半身部分は吹き飛んで無くなっているが、大きい傷は確認出来ない。


「うそん……」


 思わず声が出てしまった。

 そんな声に反応してか、クッキーさんが防御を解いて俺を見る。

 それから自分の姿を確認して……思いっきり睨まれた。


「もぅ! 結構お気に入りの服だったのにぃ……。これはお仕置きが必要ねん!」


「試合なので。ああ、後で弁償はしますから」


「それじゃぁ、生地代だけ貰えるかしらぁん?」


「それで良いなら払いますよ」


 何てやり取りをしたのだが、実は時間稼ぎだったりする。

 まさかあの多重魔法をほぼ無傷で耐えられるとは予想外だった。

 何かしら手傷を負わせられると思っていただけに、かなりの修正が必要だったのだ。

 応対しながらも頭の中では次策を考えているのだが、正直なところ、気が進まない。

 と言うのも、次の手は接近戦になるからだ。


 魔法での遠距離戦に効果が望めない以上、中距離戦もあまり有効では無いと思う。

 となれば消去法で接近戦になるのだが、そうなるとクッキーさんも得意な距離戦になるので、かなり賭けの要素が強くなってしまう。

 避けたい戦法なのだが、手が無いので潔く切り替えるとしよう。


 お互いに武器を手に持ち、一気に距離を詰めて一閃。

 ガキン!と音が鳴った後、鍔迫り合いに。

 うん……濃い顏がドアップで目の前に!

 SAN値がガリガリ削られていくぅ!


「あらぁん? 意外に力もあるのねん」


「意外は余計だ。これでも男なんで……ね!」


 そう言って、剣を弾こうとして失敗し、仕方なく後方へ飛んで距離を取り、仕切り直す。

 弾くのを失敗はしたが、クッキーさんが追撃できる体制にはしなかったので、どうにかと言った感じだが。


 お互い仕切り直す様に体制を整え、先にクッキーさんが仕掛けて来た。

 距離を詰めてからの横薙ぎをしゃがんで躱そうとするが、力任せに軌道を変えた剣が振り下ろされる。

 声を出す暇すらなく、その攻撃を横っ飛びで躱すと同時に、追撃出来ないように魔法を幾つか放って足止めとダメージを与えようとするが、足止めは成功するもノーダメージ。 


(魔法でダメージ与えるのは無理じゃね?)


 どう考えても、魔法に対して優位性があるスキルか特化魔法を持っているとしか思えない。

 しかし、聖級や王級を耐えれるような物があるのかと言われたら、超微妙。

 特化魔法だと、基本的に消費魔力量が跳ね上がるし、スキル関連だと余程の事が無い限り、強力なスキルを会得出来ない。

 故に現実的ではないのだが、俺は思わず目を見開いた。


 先程から魔法で牽制しながら考えていたのだが、魔法が当たった部分が白く光っていたのだ。

 そう、まるで回復魔法をかけている時の様に。

 そしてもう一つ、リフレクトカウンターが発動したりしなかったりしていた。

 この二つの事象から、俺はある仮説を立てる。

 仮説を立てる邪魔をされたくないので、魔法攻撃を苛烈にして徹底的に足止めしながら考え、出した結論は――。


(マジかよ……。クソが!)


 心の中で悪態を憑くほどだった。

 その仮説とは……継戦能力重視の完全防御型スタイル。

 持っているスキルと魔法についても、ある程度は予測できた。

 恐らく、クッキーさんの持っているスキルは複数で、どれも継戦能力特化型になる。

 そして、あの白い光となると……。


自動治癒オートリカバリーか!」


 スキル自動治癒オートリカバリー

 効果は【一定迄の傷と状態異常を治癒する】である。

 スキル発動時に魔力を消費するが、消費魔力量はスキル熟練度と怪我や状態異常の割合で変化するスキルだ。

 同じ名で自動治癒オートヒールと言う物があるが、クッキーさんのスキルは間違いなく昇華したスキルであろう。


 それに加え、恐らくだが、防御系のスキルも複数あるだろう。

 そして、鎧袖魔法でさらに補強。

 正に、歩く要塞である。


「継戦能力と防御の化け物じゃないか……」


「誰が化け物だゴルァァァァ!」


 どうやら聞こえていたらしい。

 クッキーさんの野太い怒声にビクッ!となるが、ちゃんと弁明しておこう。


「クッキーさんが化け物じゃなくて、クッキーさんの持つスキルが相乗効果も相まって、化け物って言ったんです!」


「……どっちにしても、わたしが化け物って事よね?」


「……………」


「んふふぅ。……ぶっ殺す」


 どうやら火に油を注いでしまったらしい。

 クッキーさんの殺気がとんでもなく浴びせられてるからな。

 勝たないと、マジで死んでしまう!

 だが、ある程度のネタバレは出来た。

 恐らく、リフレクトカウンターにも制約はある筈。

 ならば、やりようはいくらでもある!


 剣を空間収納にしまい、拳闘士スタイルへと変える。

 この際、ギリギリの所までダメージを与えて無力化した方が早いと判断したのだ。


(速さで攪乱して、一瞬の隙をついて一撃必殺だな)


 一撃必殺とか考えているが、殺すわけではない。

 あくまでも、一撃で継戦不能にさせるのが目的だぞ。

 決して、あわよくば殺っちゃおうとか、思ってないからな!


 攻略方法も定まったので、魔法攻撃を止めて、一気に距離を詰めるのだが、流石は歴戦の戦士。

 こちらが剣を持っていない事に直ぐ気付き、クッキーさんも剣を捨て、拳闘士スタイルへと切り替えた。


「げ! マジかよ!」


「色々と見抜いた事は褒めてあげるけどぉ、まだ詰めが甘いわよぉん」


 腕の筋肉がミチミチと鳴り、空気を裂いて振るわれるクッキーパンチ。

 その攻撃をいなす様にして躱し、どうにかトップスピードに乗る俺。

 トップスピードの状態で攪乱を行い、隙を誘おうとするのだが――。


(す、隙が出来ねぇ……)


 こちらの動きを視認してはいないのだが、明らかに防御スタイルとなってカウンターを決める気なクッキーさん。

 時間が経っても、お互いに動きはなく、俺の方に焦りが生まれる。


(どうする? カウンター覚悟で突っ込むか?)


 その時、何故かクッキーさんの足元を見た。

 そして、どうしてかはわからないが、とある魔法を発動させる。


「アースバインド」


 砂がクッキーさんの足元を拘束する。

 しかし直ぐに拘束を抜け出すクッキーさんだが、ほんの一瞬だけ注意が逸れる。

 その隙を見逃さずに、渾身の一撃を鳩尾に叩き込む。


「ぐふっ!」


 リフレクトカウンターは発動せず、全ての守りを突破して、遂にクッキーさんへダメージを与えた。

 片膝をつくクッキーさんだが、カウンターでクッキーパンチを繰り出してきた。

 まぁ、バックステップして当たる前に逃げたけど。

 バックステップで逃げた後は、ボクシングスタイルで警戒するも、シャイアス殿が終了の合図を出した。


「そこまで!」


 終了の合図が出たので構えを解くが、クッキーさんは片膝をついた状態から動けず、脂汗を流していた。

 その状態から俺に向けて話すクッキーさん。


「負けたわん。まさか、わたしの守りを突破するなんてねん……」


「初見なら負けていたかもしれません」


「んふふぅ。お世辞が上手いわねぇん。でもぉ、それはないわねぇ」


「お世辞では無いんですけどね……」


 未だつらそうなクッキーさんに回復魔法をかける。

 回復したクッキーさんは、直ぐに立ち上がって宣言した。


「文句無しでEXに昇格よぉ。わたしも鍛え直さないといけないわぁん」


 そう言ってポージングし始めるクッキーさん。

 だが一つ言いたい。

 目の毒……と言うか精神的にキッツいので、さっさと普通の服を着て欲しい。

 勝ったにも関わらず、SAN値をガリガリ削られるのであった。




 試験終了後、ギルマスの執務室に戻って来た俺達。

 普通は冒険者カードを更新して終わりなのだが、話があるからと執務室に戻る形となった。

 別室で着替えを終えたクッキーさんが正面に座る。

 そして、俺とヴェルグの冒険者カードが渡された。


「二人共、おめでとう。リュールちゃんはヴェルグちゃんと稽古すれば直ぐに上がれそうだから、頑張りなさいねぇ」


「次は勝つ」


「待ってるわぁん。それでぇ、グラフィエルちゃんにはぁ、ちょっとお話があるのよぉ」


「何の話ですか?」


「EXランクについての話よぉん」


 クッキーさんは復習も兼ねた話を始める。

 まずはランクの壁についてだが、ランク毎に数えれば10段階に分かれている。

 しかし実態は6段階となっていて、FからE、CからB、AからS、SS、SSS、EXと言うのが現状だ。

 その中でも、最も壁として有名なのがCからBに上がる試験だ。

 国からの信用度も加味されるので、冒険者達の間では最難関と認識されている程だ。

 そして次がS以上から上とされていて、冒険者達はSSSを目指して活動するわけだ。


 では何故、EXを目指さないのか?と疑問が出るだろう。

 答えは簡単で、前例がないからである。

 傭兵国のギルドが統括で傭兵も沢山いる中、当然だが他国の冒険者達の質には違いが出る。

 他国でS認定されても、傭兵国に来ればBランク程度の実力と再認定される者も多いのだ。

 統括本部で再認定されたら、ランクが下がってしまうのは珍しい話では無いらしい。

 だからこそ、実質的な最高ランクはSSSとされている。

 それだけ、EXと言うランクは遥か頂にあると言う訳だ。


 そして次に、EXだけが持つという特権について。

 一つ目が、ギルドマスターの更迭権。

 他国も含めたギルドマスターは、最終ランクがS以上であり、大抵はSSが務める。

 強者であるからこそ、上に立って下を抑えられるわけだが、ギルマスが悪事を働いた時に誰が抑えられるか?と言う話になる。

 そこで依頼という形にして、EXが代わりに更迭を行う事が出来るそうだ。

 簡単に言えば、仕事が増える訳だな。

 尚、依頼とは言っているが依頼料は出ない。

 必要経費は精算してくれるが、完全にタダ働きと言う事。

 絶対にやりたくないなぁ……。


 次に一定迄のランク認定権。

 高みに到達した者ならば、他者の実力も見抜けるだろうと言う事で、Ⅽランクまでなら認定できるそうだ。

 試験官不足が割と深刻な時代があったらしく、後になって設けられたらしい。

 これも仕事が増えるのが確定案件だな……。


 最後にお給料。

 EXランカーは、ギルド準職員でありながら、ご意見番と言う立場にもなるらしい。

 普段は職員やギルマス達が認定している魔物のランク決定等の話に、ご意見番として意見を求められる立場になるそうだ。

 代わりに、時間的拘束が出るからお給料出しますよ、的な感じらしい。

 これもお仕事決定……。


「旨みが一つも無い……」


 思わず口に出してしまった言葉。

 ヴェルグとリュールも激しく同意してくれる。

 無関係のシャイアス殿迄、うわぁ~って顔をしていた。

 逆にクッキーさんは嬉しそうである。

 何故、嬉しそうなのか?

 それはだな――。


「後はぁ、無期限依頼にはなるのだけどぉ、指名手配中の冒険者達の捕縛か処刑ねぇ」


「面倒事のオンパレードじゃねぇか!」


「そうは言うけどぉ、S以上はみぃ~んな受けているわよぉ? 無期限だからぁ、失敗扱いにはならないしぃ、ギルドへの貢献度も上がるしぃ、何よりもぉ、指名手配冒険者達は基本、犯罪者よぅ」


「……見つけたら、対処する」


「お願いねぇん」


 ゼロが何故、頑なにEXにならないのか、ようやくわかった。

 あの野郎……知っていて黙ってたな?帰ったらツクヨに告げ口してやる!

 俺は密かにゼロへの仕返しを決めた。


 他にも細かな話は合ったが、重要ではないので割愛させてくれ。

 先に面倒な話が出まくって、半分聞き流していたと言うのもあるけどな。


 全ての話が終わり、ギルドを出ると夕方であった。

 ギルドを出る時にアニキ君が土下座で謝って来たのだが、なんて声を掛けて良いかわからず「次からは気を付けような」とだけ言ってその場を後にした。

 宿でもう一泊した翌日、俺とヴェルグは帰路へと着く。

 リュールは輿入れ準備があるので、終わったら連絡するとの事。


 そして屋敷に帰った翌日、俺はツクヨに全部話して、ゼロへのお仕置きを敢行。


「ま、まて、ツクヨ!」


「ちょ、俺は関係ないだろうが!」


「二人共……ラフィにあまり、心労をかけるんじゃなぁい!」


「「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」」


 ゼロとついでに神喰いの悲鳴が屋敷の庭に響いた。

 本日も平和な1日が始まるのだった……。

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