異世界の神様からチート能力?を貰いました。

@kunibasira

人物紹介(ネタバレ有り)

人物紹介その1 ガイウス君(主人公)とあらすじ的なもの(随時追加予定)

・ガイウス・ゲーニウス

 ゲーニウス辺境伯家当主。家紋は左横を向いたフルプレートアーマーの上半身にソードシールドを被せ、さらにソードシールドの上に籠手の指側を上にする状態でクロスさせ、その左側に剣を、右側に槍を配置したもの。


 地球とは別の世界であるエシダラのアイサール大陸にあるアドロナ王国アルムガルト辺境伯領ナトス村出身。黒髪、黒目で身長は160cm。可愛らしい顔つきをしている。元々は農業と畜産をしていた農家の長男。


 6歳の頃に生まれ育ったナトス村が魔物の大群に襲われた時に、助けに来た冒険者達の活躍を見聞きして冒険者をこころざす。剣、槍、格闘術については自警団に所属していた父と祖父、弓矢と獲物の解体は知り合いの猟師に教えてもらい、文字の読み書きや計算については教会で学んだ。教会ではその勤勉さから書庫に入ることを許可されてよく読書をしていた。


 12歳になると冒険者になるために一番近い町である“インシピット”に1人で向かう。4月の事だった。勉学に鍛錬、家の手伝いと忙しい日々を送っていたので、町に行くのはこれが初めての事だった。また、旅立つその日に異世界の神である“地球の神様”により、彼自身の魂の器の大きさから所謂いわゆる【チート能力】を与えられる。その“地球の神様”の勝手な行動に激怒したエシダラの女神フォルトゥナからも追加で【能力】を与えられる。


 本人にとっては青天の霹靂へきれきであったが、与えられた【能力】により、インシピットへの道中、昼休憩を取る際に森の中での異変に気が付き、その場へ直行。盗賊と戦闘をしていたのちに仲間となる冒険者のローザとエミーリアと出会う。盗賊団を地球の後漢時代(三国志)より【召喚】した猛将、呂布奉先と共に殲滅する。なお、人を殺害したのはこの時が初めてである。


 その後、インシピットの冒険者ギルドにて冒険者登録を行い10級冒険者となる。この時に衛兵隊長のドルスと模擬戦を行うが全勝した。これを見ていた冒険者たちからはヤベー奴認定されることとなる。


 翌日にはローザとエミーリアと共にパーティ“シュタールヴィレ(鋼の意志)”を結成する。そして準3級冒険者のアントンより依頼クエストとして模擬戦を行いこれに勝利する。その日のうちにゴブリン討伐の依頼クエストを受け、成り行きでゴブリンキングの率いる集落を【召喚】した呂布、高順、張遼と共に殲滅する。また、集落を完全に破壊するためにJTAC(統合末端攻撃統制官)のジョージ・マーティン中尉とA-10を4機【召喚】し更地に返す。


 ギルドに帰還後、ギルドマスターのアンスガー・アルムガルドよりの呼び出しがあったが「冒険者である以上、無報酬の依頼クエストは受けない。」と拒否する。すぐに正式な依頼クエストとしての模擬戦を提案し、準1級のアンスガー・アルムガルトと2級のサブギルドマスターであるアラムとガイウス率いる“シュタールヴィレ”でチーム戦を行い勝利する。


 観戦していた冒険者にさらにヤベー奴認定をされる。


 なお、勝負には勝利したものの報酬の受け渡しのために、結局ギルドマスター執務室へ行くことになった。そして、アルムガルト辺境伯と会うことになる。その夜に地球の神様の愚痴を聞き、不本意ながら【不老不死】の能力を得る。


 アルムガルト辺境伯邸では、龍騎士ドラグーン10騎を含む騎士団選抜と実剣による模擬戦を行う。模擬戦では【不老不死】の能力を試すなどして勝利をつかむ。これにより、アルムガルト辺境伯当主ダヴィド・アルムガルドをはじめとしたアルムガルト家の人々に気に入られた。その際にクリスティアーネ・アルムガルトと婚約し、婚姻のために3年以内に授爵することを誓う。また、聖女しか使えないとされる欠損部位の修復を行える【リペア】を覚え、模擬戦の褒美としてヒヒイロカネ製の装備を手に入れる。


 インシピットの町に戻り、“黒魔の森”の調査という名目でオークの殲滅依頼を受ける。なお、この時初めて森の呼び名を知った。


 オークロードが率いる集落を殲滅するため【召喚】により島津義弘率いる島津隊と航空支援のためにJTACのジョージ・マーティン中尉をぶ。鉄砲の火力と狂気的な戦闘を行う島津隊とガイウスの驚異的な能力によりオークの集落の殲滅に成功する。この際、捕らえられていた冒険者パーティ“ドーンライト”を救い出す。この功績により6級へと昇格する。この日の夜、クリスティアーネの許しを得てローザ、エミーリア、ユリア・レマーとの婚約をする。


 翌日、クリスティアーネの冒険者登録を行い、ロックウルフの討伐依頼を受ける。この依頼ではロックウルフリーダー率いる群れと戦うことになったが、グレイウルフリーダーのルプス率いるグレイウルフ達と連携して殲滅に成功した。なお、グレイウルフは普通の動物である。また、【異種言語翻訳】という異種族との会話ができる能力を取得した。


 その翌日5級冒険者への昇級試験が突然行われる。試験内容はギルドマスターのアントンとサブギルドマスターのアラム、他約100名の冒険者との模擬戦であった。試験時間は5分間であったが2分14秒で勝利し試験に合格、見事に5級冒険者への昇級を果たす。この頃からインシピットの冒険者達から人外認定を受ける。

試験後に使用した【エリアヒール】によって“勇者”ではないかとアントンに疑惑を持たれる。理由は“勇者”と“聖女”以外に【エリアヒール】を使える者が居なかったためであるがこれを否定し、講師としてエミーリアをはじめとした他の冒険者へ【エリアヒール】を教えることにより“勇者”疑惑を晴らそうとする。だが、ガイウス本人の【ヒール】のレベルが高かったために冒険者達の古傷まで治してしまい治療の申し込みが殺到。再度、ギルドの練習場内で【エリアヒール】を使用する。


 その様子を女神フォルトゥナのお告げにより、ガイウスに会いに来たフォルトゥナ教教会アドロナ王国アルムガルト領“インシピット”支部の神官長“ベドジフ”他2名に見られる。この際にも“勇者”疑惑を持たれるが、やりすごす。教会に向かい女神フォルトゥナと“地球の神様”と会い新たに付与された【能力】についてと加護と祝福を貰う。また、“フォルトゥナの使徒(仮)”となり“勇者”疑惑を完全に晴らす。


 ギルドに戻った後、準3級冒険者アントンの“シュタールヴィレ”加入を認める。アントンの歓迎会をしていたところ、ふとリーダーとしてやっていくことができるか不安になり、ルプスを訪ね助言をあおぐ。その帰り道にフォルトゥナのお告げを受けたレッドドラゴンのレナータと会い、模擬戦を経て仲間となりまた婚約者ともなる。


 以前、オークの集落から救出した冒険者パーティ“ドーンライト”リーダーのベルタ・プライスラーよりお礼として爵位が贈られることとなった。最初はプライスラー子爵家より騎士爵を送る予定であったが、なんやかんやあり国王より直接、爵位が贈られることになった。そのため、王都に行くことになる。


 王都ではアルムガルト辺境伯家の王都邸に滞在。最初、国王のエーベルハルト・アドロナより子爵位の提案があったが多数の貴族の反対にあい、実力を見せるために近衛兵と模擬戦及び、筆記試験を受けることになった。両方ともに無事に合格し、その卓越した実力を目にしたエーベルハルトは更に上の爵位である辺境伯位と北の大国アイソル帝国と国境を接するナーノモン領を授けることを決定する。


 これによりナーノモン領はゲーニウス領と名を変え、ガイウスもゲーニウスの家名を持つことになった。


 なお、この時の王都滞在により後に家臣となるウベルティ伯爵家の3男であり2級冒険者のアダーモ・ウベルティと出会う。


 インシピットに帰るとすぐに【エリアヒール】の講習会を開き、受講者全員が【エリアヒール】を取得した。


 その翌日4月22日にナトス村への一時帰郷をする。村民全員での出迎えに驚くが家族の自分への対応が変わっていなかったので安心する。そしてその夜に神の間へと招かれる。女神フォルトゥナより本当の使徒となるように告げられ、世界中の教会にお告げをすることを伝えられる。


 また、女神フォルトゥナにフルボッコにされていた地球の神様より【空間転移】と【べる者】の能力を与えられる。フォルトゥナからは【飛翔】の能力と別れ際にキスを与えられた。後に【飛翔】の能力で純白の翼を生やすことができるようになる。


 4月23日に授爵後、初めてアルムガルト辺境伯邸を訪問し、「クリスティアーネ様を伴侶とさせて戴きたい。そして、クリスティアーネ様も幸せにしましょう。」と言ってしまう。その言葉にアルムガルト辺境伯ダヴィド・アルムガルトと次代の辺境伯ヴィンフリートは顔を青くし、ダヴィドの妻アライダとヴィンフリートの妻ドーリスのこめかみに青筋を浮かばせてしまう。


 案の定、説教を受けるがなんやかんやありクリスティアーネ、ローザ、エミーリア、ユリア・レマー、レナータの4名との婚約を許してもらう。なお、婚約については外へは発表していない。時期を見て発表しようと思っている。


 長命のエルフであるユリアの家族は一ヶ所に留まっておらず、機会があれば挨拶をすることにした。


 ローザとエミーリアは旧ナーノモン領オツスローフ出身の魔物のスタンピードによる戦災孤児だったため教会に併設されている孤児院に挨拶に行くことにした。また、その時に2人を含めた生き残りの村人を救出したジギスムント・クンツ男爵にも会えれば会うことにした。


 オツスローフの町までは“シュタールヴィレ”のメンバー全員と【空間転移】を使用して移動した。最初は皆【空間転移】に半信半疑であったが、実際に一瞬でオツスローフの町の近くまで移動したため驚いた。


 その後、オツスローフの町に入り教会へと向かい神官長のアキームと出会う。雑談をしていると、ジギスムント・クンツ男爵がやって来て、問答をした後にガイウスは勧誘をする。前向きな返事を貰えたことで満足する。


 また、孤児院でも犬獣人のクスタを勧誘する。試験などを行ない取り敢えず1週間後の5月1日にクスタの答えを聞きに来ること伝えて教会を出ようとしたところ、アントンとレナータが深手を負った冒険者を連れ込んできたので【エリアヒール】で傷を治す。アキームの顔面の傷跡を治すか問うたところ、本人から「傷跡は自分が未熟だった証し」ということでやんわりと断られた。その後、【空間転移】にてインシピットへと戻る。


 4月25日にフォルトゥナ教教会インシピット支部の神官長ベドジフから家臣として働きたいと願い出られ、フォルトゥナのお告げもあったことによりそのことを了承する。その後、冒険者ギルドにてギルドマスターのアンスガー・アルムガルトより預かってもらっていたゲーニウス家の家紋入りの封蝋印、旗、剣を引き取る。


 4月27日の金曜日にはグレイウルフリーダーのルプスの情報を基にコボルト討伐へとおもむく。ジョージ・マーティン中尉とF-4Cを【召喚】しコボルトの集落を発見。現地まで移動後、コボルト殲滅のために呂布隊を【召喚】する。なお、食料として捕らえられていた四肢が欠損した人達を発見したことによりガイウスはキレて暴れまわった。そのおかげもありコボルト殲滅は完了した。なお、捕らえられていた人達は冒険者達に商人のゴーム、そして奴隷達だった。ガイウスは今後の事も考え奴隷を購入。その後、【リペア】と【ヒール】を使用して全員の怪我と四肢の欠損を治す。


 その後、プライスラー子爵領のアルネバーの町までゴーム達を送り届け、すぐにアルムガルト辺境伯領のツフェフレの町まで【空間転移】し、奴隷達の一時的な居場所としてマルボルク城を【召喚】する。少々の騒ぎもあったがツフェフレの代官であるユーソ・マルトラ男爵が認めることにより落ち着いた。なお、黒魔の森に近いこともあり呂布隊が常在することになった。


 マルボルク城を現地に固定したままにして欲しいとのユーソからの要望により、女神フォルトゥナにお伺いをするために神の間におもむく。その場にいた地球の神様により【召喚】の実態を説明され城をエシダラに固定したままでも地球にはなんら影響はないということで一安心する。


 ただし、人などは【召喚】された記憶は残らないが魂に刻み込まれるということで、呂布などは裏切り者から脱却し忠臣と後世ではいわれるようになったが、歴史の大きな流れには影響は与えていないと説明を受けた。


 また、フォルトゥナから勇者筆頭候補であり、実際に神託が下る寸前であったことまで説明される。神託が下らなかったのは地球の神様がガイウスへとチート能力を授けたせいだということまでも説明を受けた。


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 取り敢えず114話までです。

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