おれの掃除機
おれの掃除機は肉食だった
しかも国産のものでないと口にしないのだ
………ったく世話がかかるぜ
何かが間違っている気が一瞬だけした
一瞬だけ
でもすぐに常識ってやつが頭の中を支配した
掃除機が肉食なんてそんなの当たり前のことだろ?
常識を疑う奴は頭がおかしい
おれたちは掃除機を一人前に育て死ぬまで働く
それ以外に人生は見当たらない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます