強がり
誰もいない夕暮れの部屋に
光がそっと射し込み
そして奪われる
それはいつものことだろう
それが手際良く行われるのだろう
わたしは力を失くし
両足をだらりと床に投げ出して
麦茶を飲みながらその一部始終を眺めるだろう
与えられ
それから奪われる
絶対、この無表情を崩すもんか
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