第22話二人は「最強」なわけない
プリ〇ュア見たいなことを言ってどうにかなると思っているわけではない
ただ、それでもこの敵は弱いというのが二人の感想であった
なぜなら、
隙ががら空きでもなければ
爆弾の桁が違うとか
威力がすごいとかではなく単純に
この敵が心が弱いからだ
どんなに防御してもこちらをいやそうに見てくる
「いや、私殿方って嫌い」
なんて、アニメに出てくる女性好きのようなことを言っていても
「でも、女も嫌い」となる
要するに、人間嫌いなのだ
「おいおいどうするよ」
二人して肩をすくめるーーーしったこっちゃない
それが答えだ
知るわけないし、知りたくもないしが答えなのである
そうだから二人は動く
動かざるを得ないからこそ動くのだ
二人の連携ならあの怪物を屠れる
そう思っている
さて、「どう相手してやろうか
「残念でした~ひっひひひん」
「あ、待て」
一回目の邂逅終了
二回目陣形を作る前に、駆け込む
獣拳で村風を放り投げる
「当ててやる」
「ひっ」
「いやん」などといいながら、相手に当たる
だがその時相手は口から爆弾傘を手のようにする
「冗談だろおい」
気持ち悪いことは気持ち悪いが、なお悪いのはここは空中であるとうことと
今この傘は爆発するということだ「
もし一歩でも触れたら連鎖爆発を起こし終わるでも、
口なのだ
ならば勝機はある、
獣拳が、腹を蹴り砕く
まったく同時に、村風はした近くを狙い引き金を絞る
そして、よろけて立ち上がったい手の頬にあたる
「記者ええええええええええ私の顔が私の美しい顔がああ
ビューティフルな顔が、よくもよくもおおおおおおおおおおおおおおお」
ーーだからなんだというのか
だから一体どうしたというのか
「私の顔をかせええええええええ」
恐れることなく向かってくる怪物だが、怪物には怪物を、だ
「そりゃよかったな」
ーー獣拳パンチひとつきである
「ぐげぇ」
「よくもよくもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おまえらなんて、嫌い嫌いなものあ全て消す
消してやるんだ
手米良の存在も存在したという記録ですら気持ち悪い
気持ち悪いんだよおおおおおお」
「、、、気持ち悪い連呼するな」
ナイーブな青少年の心が折れやすくなっているがまぁそれはそれとして
どうでもいい事実である(おい)
もんだいはこの女をどうやって倒すかということなのであるが
特に策があるわけでもないので
動きづらいというのが本音かしかしそれでも動かざるを得ない
そうだ動かねばなるまい
倒すためにーー生きて帰ってくるために
裂ぱくの気合じゃない
やるべきこと絵をやったその経験こそが力になるのだ
ーー心を鎮めろ
心を静めてそれを思うように使え
そうすれば、必ず僧都れば必ず充てることができる
当てることができればこんな怪物敗けるはずがないのだ
そう、こんな怪物ごときに
手こずるような人間ではないーーそれが、それが、党の怪物本人には
伝わっていなかった
それが、敗北の原因でもあるのだ
「おのれえええええええええええええええええええ」
飛んでくる爆弾が増えた
傘の盾もできたそれでも怖くない、なぜかな、なぜだろう
きっとその答えはわからないまま
ただ、もう、怪物には余裕がない
しかし、助け合った二人は余裕があるだから、だから、何度も何度も
獣拳、銃弾
蹴り、正拳突きーー銃弾、銃口が開く
「さようならあああああああ」
もういっそあの怪物は、あの怪物自体が時代遅れだとでもいうように
敗ける
負けてしまうあの怪物は
「畜生、この美しい私が、私が負けるはずがないこれは夢だ「夢なんだ
出なければ、臭い腐った人間ごときに、人間の腐ったにおいがする
頭の脳髄のにおいがする
お前らのにおい謎、「焼けこげた樹木が同じだ
焼けこげた動物のにおいだ
だから私は敗けるわけにはいかない
敗けるわけにはいかないんだ
そこをどけぇ
倒してやるーーお兄ちゃん怖い守って
だいじょうぶ、お兄ちゃんが守ってやるから、どこにも、お兄ちゃんはいないか江戸「見ているから、負けないでそんな奴らに、負けないで二人で戦う卑怯者なんかに
そうだ敗けるものか「--私が、お兄ちゃんが守ってもらってる
この私が、、うべぇぐげぇえおぼろしゃあああああぐがぁああぎゃああああ
(獣拳)(銃弾)
「守ってやるんだ「、、、、妹を守ってやるんだ
お兄ちゃん「、、、お兄ちゃん暗いよ、、、怖いよ
助けて」
さらっと砂になるはずもなく、今日も終わる
終わりを告げるのだ
逃げられはしない現実から、逃げられる現実へさらに加速していっている
だから何だというのだろう
だから間違っているというのだろう
間違ってるわけはないのに。
間違ってはいないのに
でも、だからこそ、ここから出ていくことが決まっているこの時間だからこそ
忘れないようにしたい
同か忘れたくない、この人たちが生きていたってことをずーっとずーっと
忘れないから
生きているという気持ちを、今も昔も抱えて生きていくよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます