09 帰宅



 仕事を終えて、帰宅。


 電車に揺られて、のんびり。


 駅をでる時、イケメンの駅員さんにぺこり。


 顔おぼえてくれるかな。


 帰った後の事を考えながら、歩いて家に帰る。


 けれどその時、背後から人の気配を感じた。


 もしかして、誰かつけてる?


 気のせいだよね。


 うーん。


 首をかしげながら、歩調をはやめてみた。


 足音が変わる。


 ぴったりついてくるみたい。


 私は、血の気が引いていった。


 どうしよう。


 何が目的なの?


 お金、それとも……。


 もし何か犯罪にでも巻き込まれたら。

 そう思うと、足が震えそ。


 ここは田舎だから、あんまり人がいない。


 のんびり生活できるけど、ちょっと防犯が心もとないのが欠点。


 私は焦っていた。


 こんな時、安全確率を見ていたら、何か違ったかな。


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