ウナギの大量発生と異常進化による人類‐ウナギ間戦争の問題

ウナギの大量発生と異常進化による人類‐ウナギ間戦争の問題・出題編

 地球規模の気候変動の影響により大量発生したウナギの群れが、四万十川を埋め尽くしました。

 DHAドコサヘキサエン酸EPAエイコサペンタエン酸を多量に含むウナギは、共食いにより脳機能を突然変異的に進化させ、優れた知力・思考力と共にPSI超能力にも目覚めました。ウナギ達はその活動域を地上にまで広げ、高知県南西部は黒く染まった四国山地及び黒くうねる四万十川に分断されました。

 四万十川流域の幡多はた地区及び高幡こうばん地区はウナギの破壊工作により外部との連絡が遮断され、自治体中枢も壊滅、一時無政府状態となりますが、その後、高知県並びに日本国からの独立を宣言することで、高幡多たかはた連合共和国として独自の政府を樹立します。

 それから10年。連合共和国と、後にウナギが建国したウナギ聖王国の戦争は長きに渡りましたが、人類とウナギの争いも、10年の時を経てようやく和解の時を迎えました。連合共和国首長の継嗣とウナギ族の神子みことの政略結婚による国家間同盟、人類とウナギの血で血を洗う戦いは、それを以て終結したのです。

 この十年戦争の勃発及び長期化の最も大きな要因となった国は何処でしょうか?


 A. ウナギ聖王国

 B. 高幡多連合共和国

 C. 日本国

 D. その他(     )

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る