第6話 オークの謎、ついに解明される!
おはようございます、ニュースの時間です。
本日は歴史的な発見がなされました。
中央魔術医学院大学によると、オークの精漿は他種族同士を強制的に妊娠させる効果があると判明しました。
これについては、中央魔術医学院大学のクッコロ教授に解説をお願いしたいと思います。
はい、ご紹介に預かりましたクッコロです。
この度我々が発見したのは、オークの精漿です。そもそも、我々が精液と認識しているものは精子とその周囲の液体である精漿の二つに分けられます。
今回、研究の結果この精漿には特殊な効果があり他種族個体の精子をこの中に入れると、その精子はどのような個体の卵子とも結合し子供ができることは判明しました。
原理としては、オークの精漿は卵子に合わせて精子の延期構造を変える特性を有しており、この強引な方法によってオークは他種族のメスを孕ませるということが判明しました。
ふむ、クッコロ博士。今後の研究の展望などはあるのですか?
これが不妊治療になったり、これまで禁止されていた異種族通婚を可能にすることができたらこの席あも平和になると思います。
なるほど、それは素晴らしいラブ&ピースな世界ですね。
それでは、今朝の放送を終わらせていただきます。
皆さん、良い一日を。
放送終了
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