間違いやすい歴史篇

第15話―ニンジャ―

いきなりですが服部半蔵はっとりはんぞうは忍びではなく武士でした。父親が伊賀の忍で保長やすなが。そして

服部半蔵の当時の名前は

服部正成はっとりまさなりです。そして槍が得意。

どうして忍イメージ定着したかは

伊賀超えで忍に指示して脱したのが大きいと言われます。


[忍装束はなかった]

江戸時代に書かれたかなりリアルな忍者を知れる資料の正忍記しょうにんきによれば

漫画やアニメなどのイメージをする忍者の格好である忍装束しのびしょうぞくはありませんでした。広まったのは歌舞伎で

使われてから広まったと。

戦国時代では、農家か僧侶、町人、芸人など一般の格好で活動していました。当時の私は疑問を抱かなかった。冷静に考えると忍がひと目で分かる忍装束なんてしないことに。


[忍術は観察眼とコミュ力など]

忍術は技のイメージが強いですが

遺憾ながら生きるすべでした。

たとえば、正忍記によると

情報収集のために、うつけバカのように無知な一般人として

話を訊いたりする。

相手を気持ちよくさせ語ってもらう話術などが忍術の一つとなります。必ずしないことは論破。つまり、これは違うなど論理的に言い負かすことがNG。

常に知り合いを作るのも大事なスキルで。これによれば忍術は

コミュ力が高さが求められること

になります。


[忍者けっこう話する]

武田信玄の死を広めないようにと言ったが、すぐに知られて

しまったのは忍者が喋ったから。

忍者の仲間同士なら、けっこう大事な話を言ってしまう

人もいたのでした。

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