第6話 毎日とか無理だった2

姉「うちなー、朝と仕事の帰り道と夜寝る前に彼氏と電話してんねんけどなー」

私「マジか。すげぇな」

姉「駄文は電話せんの?」

私「せえへんわ」

姉「おはようとおやすみのLINEぐらいするやろ?」

私「LINEは月一回かな」

姉「嘘やろ!?」

私「あ……ちゃうわ。二ヶ月に一回や」

姉「それ付き合ってるん!?」


 大体、寅と会う前日に待ち合わせ時間と場所を決めるぐらいしか連絡を取り合っていなかった。

 そのデートの頻度も多くて一ヶ月に一度、酷い時には二ヶ月に一度といった有様である。


私「WILLCOM……いらんかったやろ?」

寅「いらんかったな笑」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る