愛され体質の私が先生になったら、生徒達から求婚されるようになりました
仲仁へび(旧:離久)
01 先生と呼ばれるようになったら
教師になるのが夢だった。
だから、必死に頑張って毎日勉強をこなした。
寝る間も惜しんで勉強をしたのは、子供達に学ぶ事の楽しさを教えるためだ。
家族の力や友人の力、神頼み。
できることはなんでもやった。
そのかいあったのか、私の努力は実った。
資格をとって、中学校の教師になる事が決まった。
長年の夢がかなったのだ。
今でもその時の事は、鮮明に思い出せる。
お世話になった人達と一緒に、その日だけは夜遅くまではしゃいで騒いだ。
けれど、
そうまでして教師になったけど、
その日々は、予想したものとはかけ離れていた。
「せんせ、俺と結婚してくださいよ」
「無理」
「先生! 私と一緒に生きてくださいませんか」
「嫌です」
「相田先生。この手をとってはもらえないだろうか」
「お断りします」
相田くりす。
生徒達から求婚されてます。
何でこんな事に……。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます