スキル効果極大化付与 1
もうこんな時間か。メイちゃん、お会計お願い。
はぁい、すこぉしおまちくださいねぇ〜
お客様、こちらです。
ん。ん?んん???
どうされましたかお客様、まさか!無銭飲食じゃあありませんよね!
おや!ボーイさん!明細、これ!ちょっと!ねぇ!
どうしたんですか!ええ!この通り、に、え?いち、じゅう、ひゃく、、、2兆ゴールドです。
2兆って!いや、なんとなく、今日はオーラスだったし場内全指名したしトンベリニヨン開けたし結構いってるだろうなぁとは思ってたし、18万ゴールド超えるかな、でもあぶく銭だしいいかなぁとか思ったけど、2兆って!いや、2兆ゴールドって!2億プラチナだよ?まずそんなん持ち運べないし、というか、うちの国の年間予算が1億プラチナ届かないくらいだよ!マジックバックから、はい、2兆ゴールドってだしたらフロアが埋め尽くされるし床が抜けるよ!ちょっと!店長!
はい、店長です。お客様どうされましたか。
ちょ、これ!ねぇ、これ!
ほほぅ、払えないと。では、カラダで返してもらうしかないですねぇ!
いや、自分で言うのもなんだけど、2兆の価値はないよぉ?働いても無理だし悪い子としても、いや2兆はむりだよぉ?
はっ!でしたら、うちの関連金融に行って借金を。
この辺の地銀どころか王都の大銀行だって闇金だって、単独で2兆はもってないし貸さないよぉ?利息どうなるの、利息だけで年に2億くらい返すのかな、0.01%の超低金利だな!
じゃあ、、、じゃあどうしろって言うんですかぁ!!ねぇ!!!もう!!!
泣かないで。おっきな声出してごめんね店長。俺色々あって、支援職だけどレベルは高いから、基礎ステータスだけは飛び抜けてるんだ。だからね、バックヤードで震えてる用心棒さんたちもね、ごめんね。あの、これ、20万ゴールド置いて帰るね。ね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます