第107話 イグアナが木から落ちた

 先週末はめちゃくちゃ寒くて、なんと南フロリダの最低気温を更新したんだとか。月曜日の朝子供を学校へ送りに行くときは摂氏4度だった。ちなみにインディアナは-8度。


 気温10度を下回って何時間だったかな?8時間くらい経つと、普段木の上にいるイグアナが寒さで動けなくなって落ちます。仰向けに落ちてた。

 フロリダの北の方でならたまにあるようなんだけど、実際に南フロリダで落ちるのは珍しい。20年くらい住んでいる知人も初めて見たと言ってた。わたしら3年しかいないのに大当たりやな。


 イグアナは、気温が高くなるとまた動き出す。でも寒いままだとそのまま死ぬらしい。


 で、うちの子。前からイグアナをペットにしたいと言っていたのだけど、わたしはあんなもん絶対に要らないので飼う気はまったくない。でも、かといってその辺にウロウロしてるやつを触れるかというとそれも難しい。だいぶすばしっこい。結構重そうにドタドタ走るけど、泳ぐのも走るのも木登りするのも早い。それが落ちてじっとしてるんだから触り放題。もう大変。イグアナが。


 はじめは「イグアナのベッドを作ってあげる」といって落ちてる葉っぱとか気の枝でなんかそれっぽいのを作ってた。それがそのうち持ち歩き初めて、下の子も尻尾を掴んでついて歩く。「人形ちゃうで」と言っても分からんらしい。困ったもんだ。


 最後は気温が上がってイグアナは逃げたらしい。しかしまあ、よくあんなもん触るわ。(かといってあんまり気持ち悪いとか言って否定したくはないんだけど、わたしやっぱり爬虫類は嫌い)


 冬らしい冬は3日か4日くらい。昨日からまた程よく暖かいフロリダに戻ってます。ああ、インディアナ行きたくない。寒いのが嫌だ。


 2/3/2022

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