第69話 運転免許証取れたよ!!!

 やったね。筆記も実技も一発でいけた。費用はトータル48ドル。筆記試験の後にLearners Licenseを発行してもらって、その時に48ドルかかった。けど、今日実技も合格してDrives Licenseの発行したときはお金かからなかった。

 安いなあ。日本だと2、30万かかったよなあ。教習込みやけど。


 しかしまあ、しっかり洗練も受けてきた。

 実は昨日も試験の予約取ってた。あまりにも予約が取れないからちょっと遠いところへ行って来ました。

 行列に並び(善意予約してる)もろもろの手続きを二時間かけてして、さあ試験始めようというタイミングで、まさかの「試験中は子供は乗れない」だと。


 その担当者曰く、日本の免許証を持っていれば一人で車に乗って試験を受けられる。けれど、わたしはもって行くのをすっかり忘れてた。

 日本の免許証を持っていないので、フロリダの免許証を既に持っている夫が助手席に乗らないといけない。けど、子供は乗れない、と。今さらどうしろと。


 通常、試験官が助手席に乗って試験をする。のだけれど、コロナのせいで乗らずに電話で遠隔指示出して試験をしている。そして、基本的にLearners Licenseは21歳以上の運転免許証保持者が同乗してないと運転できない。

 子供を誰かに見てもらうか、助手席に乗ってくれる人を連れてこないといけない。けどその時急に言われたって、そこにそんな人はいない。結局試験は受けられなかったわけです。なんなのこの無駄な時間!


 日本の免許を持って来なかったわたしが悪いのだけど、そんなものが要るとはどこにも書いてない。そもそも関係ないやん。でも合格したあとの手続きにも提示は求められた。だったら必要書類の項目に書いといてくれ。


 ちなみに。

 日本の免許証って有効期限は西暦でなく和暦で書いてある。そのせいでこちらの職員は理解不能。

「これ期限はいつまで?」と聞かれて、答えようとしたら、わたしの免許証には「平成35年」と書いてある。切り替えた時はまだ平成だったから仕方ないんだが、こっちに来てから令和に変わってるもんだから「平成が何年までで、あれ? 今令和何年やった?? 」などと、計算するのにめちゃめちゃ混乱した。さらにそれを英語に直すからよけい混乱した。

 さて、ここで以前書いたように「Sorry, numbers makes me confused. I'm just studying English.」とでも言っておくと良いです。大丈夫大丈夫ー!と言ってくれて、ちょっとほっとした。

 いつも不機嫌なDMVの黒人のおばちゃんでも、むしろ英語を誉めてくれたりする。その辺は人によるけど、ちょっと聞き取れない時はやっぱりこれ言っとくに限る。普通にゆっくり話してと頼んだって全くスピード変わらないから。変わっても二言目には戻ってたりするし。


 ついでに、相手の格好とかで素敵と思ったら「I like your ○○」で誉めとくとちょっと円滑になったりする。

 今日最後に免許証発行してくれた黒人のおばちゃんの赤く染めたアフロがめっちゃその人に似合ってて、しかもいい人だったから髪を誉めたらめっちゃ嬉しそうにしてた。

 お互い気分よくなるから、この言葉は魔法だと思ってる。


 あーよかった! やっと予約取りから解放される。いくつになっても試験て受けないといけない機会ってあるものですね。

 何かの試験を英語で受けること自体初めてだったけど、なんとかなるもんだな。やったね。


 01/22/2021

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