第56話 PCR検査を受けに行った話 3
会場に着いたら受け取ったテキストを見せて検査の列へ並びます。係の方に「テキスト受け取った?」と、確認されました。
前に並んでいたのは三組だけだったから、ここではそんなに待たずに済みました。待ってる間に布マスク5枚とコロナウイルス対策についてのパンフレットをもらいました。これはありがたい。
夫とわたしで子供を一人ずつ連れて二組に別れて必要事項の聞き取りから始まりました。
名前、住所、生年月日、女性は妊娠中かどうか。今から思えばたったこれだけなんだけど、係の方もマスクの上からフェイスシールドまで着けてソーシャルディスタンスを取ってるから(そりゃ怖いだろうから当たり前だろうけれど)英語がすごく聞き取りにくいわけです。何回も聞き間違えたし、お互いに大声で確認し合うから結構大変でした。
次はいよいよ検査にの列へ。これも対して並ばないで済んだ。
まずは子供から。まだ幼児なのでわたしが椅子に座って、その上に子供を座らせて、わたしが子供の腕時計頭を抑えます。マスクを下にずらして鼻だけ出して、細い検査用の棒状の物を鼻に突っ込む、と。
子供は口でしてもらえると聞いていたけれどそんなこと無かった。容赦なく鼻から。
子供を抱えたままでわたしも直ぐ検査したけど、あれは本当に痛いし不愉快。それを知った時からできればしたくないなと思っていたけれど、ほんまにもう嫌……。
終わってからも1、2分はヒリヒリしてました。
続く
07/28/2020
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます