第54話 PCR検査を受けた話し

 子供の通うプリスクールで、遂に感染者が出ました。夜中に学校から電話がかかってきて、翌日から急きょ休校。消毒したり、いろいろ対応に追われている模用。

 いつも元気で暖かなオーナーの先生の声が死んでた。疲れきってる感じ。そりゃそうだわ。大変だと思います。


 休校から3日ほどたった日にまたオーナーの先生から電話が。どうしたのかと思ったら、休校から約2週間後に再開予定とのこと。そして、それに際して家族全員でCPR検査を受けるように、どの事でした。

 全員が陰性でないと学校再開できないもんね。そりゃそうだ。

 さらに、DEPARTMENTから電話が無かったか?と聞かれました。始めはピンと来なかったんたけど、そういえばその全集に電話がかかってた。でも登録した番号以外の発信者はサイレントの設定で、ボイスメッセージが入ってたのを思い出したわけです。(でも、折り返し電話するように、としか入ってなかったから意味が分からなかったのですっかり忘れてた)

 電話を切ったら友人からも電話。この友人のお子さんもうちの子と同じ学校に通ってます。そしてフロリダ在住10年オーバーのベテラン。なのでDEPARTMENTって何?って聞いてみたら、Department of helth つまり、フロリダ保健局?くらいになるのかな。保健所みたいなもんかしら。からの電話で、確実にコロナでの学校閉鎖に関する事なので絶対にかけ直した方がいい、と言う事でした。エラいこっちゃ!


で、かけ直したのですが、ここがアメリカらしさというかなんと言うか。

 まず、ボイスメッセージもらったんだけど、と言えば通じるかなとうっすら期待したけどもちろん無理。「何て言ってた?」と言われても、かけ直せくらいしか聞いてない。仕方がないので学校閉鎖の事を説明して検査を受けたい旨を伝えると、無料だから町のホームページを見て適当に選んで勝手に行けとのこと。オーナー先生から一つの場所は聞いていたからそこに行く事にしたけど、これは結構ハズレだった。


続く


2020/07/19

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