ニートの定義って?
私をそう呼んだのは後にも先にも同居人が初めてで。
最初に言われたときに多少の違和感があったのは否めない。
確かに無職にはなったけど、働いていないある条件の人々のことをニートって言うことに、微かだか大っぴらだかの否定感・非難感があることは多分日本に住んでる人のほとんどが認知してる事項ではないだろうか?つまり同居人が私を否定する意味で使ったってことに、私は驚いた。
仕事を辞めた時、同居人は
「疲れたろうからゆっくりしなよ」
なーんて労っていたし、辞めた日にはお疲れさまってお茶の詰め合わせとお花なんてくれたりもした。
嬉しくって涙が出たよ。
でも内心は。すぐにどこかに勤めを決めるだろう、少なくとも、決める努力くらいはするだろうって思ってたらしい。期待はずれなぐうたらぶりに、勤勉な同居人の半ブチ切れ状態の発言だったのではないだろうか・・。親御さんはさぞかし立派な人なのでしょう、うんうん。
うーん。ニートか。
確かに、そういう面もある。実際に働いていない点では一致する。
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