第26話 第7階層① ピッチャーな私

 第1階層から頑張ってきて、第26話にして第7階層までやってきました。


 コスプレ感は否めないですが、ウルフ装備はとても快適です。


 気配察知(小)もとても便利です。


 事前に敵がいるということが感覚的にわかるのはダンジョンを攻略する上で必需品だと思います。


 第7階層のモンスターは多くです。


 間違えました。


 オークです。


 オークを簡単に表現すると二足歩行で歩く、服を着た豚です。


 ただ、体がとても大きいです。2,3メールとくらいあると思います。


 後、大きな棍棒を持っています。


 あんな棍棒で叩かれでもしたら、痛いじゃすまないと思います。


 そしてこの大きな棍棒がとても厄介です。


 見たときから嫌な予感はありました。


 皆様、わかりますか?


 私の戦闘スタイルを思い出してください。


 気づいたりしませんか?


 はい、ごめんなさい。


 回りくどいですね。


 私とオークはピッチャーとバッターです。


 しかも、バッターのオークは遠くに石を飛ばすわけではなく、私に向けて石を打ち返してきます。


 その予感があったので警戒していましたが、予想通りでした。


 予想していないと絶対避けれませんでした。


 私もモンスターに避けられない速度で、石を投げて攻撃していますので、オークが打ち返したときはそれ以上の速度で向かってきます。


 ダンジョンの壁にめり込みましたからね。


 演出としてシューって音と煙が出てもおかしくない感じでした。


 ここは一時撤退して対策の検討が必要です。

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