(番外編2)アメリカの今むかし

 (四万文字突破アンド大学卒業確定記念です。ご了承くださいませ)


 アメリカという国は、高カロリージャンクフードがあったり銃の所持が自由(スーパーにも銃が普通に売っているレベル)であり、訴訟も多く、日本人にとっては危なっかしい国という認識かもしれない(私もそんな感じ)。それ以外には、高層ビルが立ち並び自然がどこにもないようなイメージがあるかもしれない(実際は田舎などには普通にあるが、私達が見ているアメリカはニューヨークやらロサンゼルスなどが殆どだろうから仕方ない)。しかし、そんなアメリカにも素朴な時期は確かにあった。

 今でこそ工業に資源、農業などあらゆる面で上を行っているアメリカだが、昔は違った。最初は信教の違いから、新発見されたアメリカ大陸へ移住したヨーロッパ人達が細々と暮らしていた(ネイティブアメリカンの人々もいたが、それはまた別の話)。その時は大人も子どもも、生きるのに必死だったから想像の世界で遊ぶことは許されなかった。ましてや、晴耕雨読など考えつかなかっただろう(ピューリタンの一件が無くても、開拓で忙しかったことは想像に難くない)。ある程度余裕が出来て、漸く小説を書くことができるようになった(=想像の世界で遊べるようになった)のだ。まあ、それからは皆さんご存知の通りである。

 こうして作られたアメリカという国は沢山の歪みを抱えることとなった。キリスト教以外にも、人種差別(今はない)やら環境破壊やら。細かいところでは、食品ロス(アメリカの学校給食の形式が原因か?)やら、銃犯罪など。大量生産、大量消費社会は良くも悪くも(悪い面の方が多そうだが)、新しいライフスタイルを築いていった。そして、日本より遥かに現代的である意味狂気的なアートをも生み出した。(ポップアート。日本でも描いてる人はいる)

 アメリカは先進国だが、意外にも凄まじい食べ物があったりなかったり。揚げバターに、デスソースに、巨大ハンバーガーに……。何というか、食べ物で遊び過ぎである。ギネスにでも挑戦しているのか、と言いたくなってしまう。

 その一方で、日本に厚く関心を寄せているのもまたアメリカである。和食をヘルシーだと言ったり、浮世絵のコレクションが美術館に沢山あったり。アメリカにはない技術があると評価する者もいる(これはちょっと意外)。アメリカに輸入された日本のアニメも数多くある。これは結構すごいかもしれない。

 大量生産と大量消費は一見いいことに見えるが、これが正当化されてしまったら世界はもうお仕舞いなのではないだろうか。そう考えるある日の夜。

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