ノートのすみっこ(本音しかないエッセイ)

縁田 華

変な運の良さ

私にはどうにも出来ないことがひとつある。それは運である。普段であれば別に何が起こる訳でもない。問題はあることをしようとした時である。

それはくじ引きである。もっと言えばガチャガチャ(カプセル自販機)や、コンビニなどにある景品くじ。ソーシャルゲームのガチャや食玩も含む。

何故どうにもならないのかというと、一言でいえば闇鍋なのである。リアルで目視できるものはある程度何とかなる分まだいいが、ゲームのガチャはそうもいかない。最高レアが当たっても目当てと違うキャラだったことも何回かある。私はガチャには金をかけない主義である為、強化などは殆どしていないが、それでもかわいいキャラは欲しいし、声だって聞きたいと思う。

 欲しいキャラが何の苦労もなくすぐに手に入る人を私は羨ましいと思うが、だからといって妬むことはしない。「よかったね」で終わらせている。次は私の番だから。回り回ってチャンスが訪れるように祈るのだ。

 しかし、最近は僅かながらガチャに金をかけるようになってしまった。それでも人より少ない部類ではあるが。親友は「無課金に人権なんてない」というが、無課金や微課金にも人権はあっていいと思っている。ユーザーが長く楽しめるのがいいゲームというモンだから。

 

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