第14話 先生とのお茶会
次の日の昼休み
俺は加奈先生のところにいった
「失礼します」
「あら橘くんいらっしゃい」
「先生、今日の喫茶店はどこにしたんですか?」
「ん〜とねここから少し離れてるところにある喫茶店にしたよ!駅近だと生徒の目もあるからね」
「そうですねいいと思います」
「じゃあ放課後2人で職員室前で待ってて!」
「はい分かりました」
そして放課後…
「亮くん今日はどこ行くの?」
「先生が言うには駅から離れてる喫茶店に行くみたいだよ」
「へぇ〜そうなんだ先生も意外と考えてるんだね」
「おい意外とは失礼だろ?」
「そうだった てへへ」
「こんなところでいちゃついてどうするのよ…」
「あっ先生お疲れさまです」
「じゃあ駐車場まで行きましょ」
俺たちは先生の車に乗り込んだ
俺と瑠奈は後部座席に乗った
「2人はいつから付き合ったの〜?」
「え…それは……」
「なに言えないの?」
「実は先生の告白の場所を瑠奈が見ていて…その…」
「私が嫉妬したんです…先生と付き合っちゃえばいいじゃんって言ったんです」
「そこで俺は気づいたんです…瑠奈が好きだって」
「へ、へぇ…じゃあ私が恋のキューピットなんだね?」
「ま、まぁそうですね…」
「じゃあいいことをしたんだね私…最初フラれて家で泣いたんだ…」
「えっ…」
「でもね今はいい思い出だよ?」
「そう言って頂けると嬉しいです」
すると瑠奈が手を繋いできた
「うわ!?」
「橘くんどうしたの?」
「い、いえなんでもないです」
(おい瑠奈何してるんだよ!)
(これ結構ドキドキするね)
俺は瑠奈の横腹を突いた
「ひやぁ!」
「加藤さん大丈夫?」
「だ、大丈夫です…」
(亮くん!何してるのよ)
(仕返しだよ?)
(もう!亮くん嫌い)
(ごめんって)
「着いたよここが喫茶店」
俺たちは喫茶店の中に入った
「ご注文は何にしますか?」
「じゃあ俺はカフェオレで」
「私も亮くんと同じでカフェオレにする」
「私はコーヒーをお願いします」
そして飲み物が運ばれた
「君たちはどこまでしたの?」
「ゴホッゴホッ 先生何言ってるですか?」
「そのままよ?どこまで進んだのかなって」
「キスまでですよ…」
「じゃあ頑張りなさい青春は1度きりよ」
「は、はい…」
色んな話をした後
「じゃあ帰りましょうか…」
俺たちは財布を出した
「良いわよここは私が出すわ」
「え?それは申し訳ないですから出しますよ」
「橘くん?ここは素直に奢られるってことも大切だよ?」
「は、はい分かりました」
先生に感謝しつつ車で送ってもらった
もちろん俺たちは手を繋ぎながら帰った
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次は学校行事です
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