16.浦幌・うらほろ森林公園キャンプ場→白糠町・さつき旅館

 7/4です。

 朝19℃ちょい。少しそれまでより暖かかったです。

 しかも目覚めが良かった!


>おはよーございます。今日はエアマットの具合よし。空気入れすぎないのがこつかも。あーよく寝た。鳥の声が特に凄いわ~カラスに注意、というだけあって他の鳥の声もあちこち凄い…


 鳥の声が凄かった(笑)はともかく、エアマットの空気の具合というのはかなり寝心地に差が出ます……

 ワタシは寝袋の下に2000円くらいの空気を入れるとぼこぼこになるエアマットを敷いております。ただこの時点まで今一つ寝心地に首をひねっていたんですよね。

 というのも、


・わざわざ枕になる様に頭部だけ別に空気を入れるデザイン

 →ストレートネックの自分には意味が無い…… 逆にしんどい……

・……やや狭い→ずれやすい……


 なのですよ。

 寝袋がマミー型ならこの幅でもいいんでしょうかが、封筒型ですし…… それに尻がでかい()ので。つか、細身でない男性もこのサイズでいいんだろーか、と疑問になるくらいで。ちょっと次の旅までにはもう少し幅のあるものが無いか探してみます。

 で、空気圧。というか空気入れすぎでぱんぱんにすると何か反発力強いし、かと言って少ないと今度は重い尻の辺りでぺったんこになって、空気圧がずれずれになってこれはこれで宜しくない。

 奇跡的にこの日は良い感じだったので「あーこのくらいか」となった次第なのです。

 さてこの日からバーナーのみにしたんですが。昼間の光だと炎が見えづらいのが玉に瑕ですね。まあ夏だから夕方~夜とか以外はそうそう使う訳ではないんですが。昔朝顔コンロにマッチでつけた時のようにぼっ、と音がするとか判りやすいといいんだけと、と思ったり。



 そんな訳でなかなか居心地よかったキャンプ場なんですが、出ようとした時掃除に来ていた地元の女性に、「あなた昨日スーパーに居たでしょ」と声を掛けられまして(笑)。まあそらそうだ。こんな真っ青な格好してでかい荷物積んで頬かぶりした女はそうそういない(笑)。

 だがそういうとこでコミュニケーションがあるのがおばはん的な良さなんだろうなあ。

 これは是非あるとは思うけど、ワタシは今回の旅行は長話とか飲み会とかとは…… 船のヴィーノ爺様くらいでしたかねえ。

 理由としては


・風邪ひくのが怖い→当時本州で喉風邪が流行ってまして!

・飲み会とは無縁→医者薬飲んでるのでアルコールはあかん。+あのノリが苦手。というか呑まなくてもハイにはなれるのに酔ったりして体調壊すのが怖い。

・そもそもそういう声は滅多にかからない。


でしたな。

 ママチャリで普段着で大荷物、という謎のおばはんというのは何かしらのカテゴリに入らないのでまず「走るひと」達との交流は無いんですよね。

 ただしその一方で、地元の奥さんとか、キャンプ場のひととか、そういうとこで割とずうずうしくなれるというか。

 これは数年前に大学院に社会人入試で入って二年間在籍してた時にも思ったんだけど、「先生が同年代で下手するとこっちの方が分野においては知識もってることもある」という年齢キャリアのせいでしょーか。


 閑話休題。


 ともかく出立したらまたアップダウン! ええもう、何も迷うこともなくひたすら38号線! 飲み物食べ物の準備もしてきたし!

 で、途中の木々が綺麗で写真も撮ってました。ただし「道路の向こう側」の時には薄紅色の花をつけたものがぼんやりして残念……

 あと「降りているように見えるけど実は登り」トラップがちょくちょくありました。あれは何なんでしょう。足にかかる重さは絶対に嘘をつかないので判るんですが。

 ちなみにこの日は「歩道が無くて怖い」部分も結構ありました。

 無論白線はあるんですが、


・白線内側に雪対策凸凹があって走りにくい

・決して広くない白線内側に結構でかい亀裂が入ったままになっている


というのが超恐ろしい。

 特に亀裂。これは一回はまって転ぶかと思いました。

 ともかく転ばないように転ばないように! とこの重い荷物を持っている以上考えていたので用心はしていたのですが、さすがに一瞬血が凍りました。

 そのうちに薄い黄色の香りの高い草花が一気に増えてきました。植相が少し変わった様です。

 音別のあたりでは降りたあたりで、近くにでかいフキがあったんで、葉っぱの真ん中にグラサンを置いて比較対象写真を撮ってみたんですが。半径がグラサンの四倍はありました。



 そうこうしているうちに白糠町に。

 宿に行く前にランドリーに。セブンが道路の向こう側にありまして。しかもここはカフェつき!

 ……そして周囲を歩いている小学生とかがジャージ姿だったことに驚き。気温…… 小学生だけではないですよ、皆三月くらいの衣類でした……

 そしてセブンでジャンプSQ.を発見! ワールドトリガーが読める!

 発売当日に買えるなんて……! と感動。そうかセブンとかだと北海道でも発売日変わらないんだ、と。取り扱っていないワタシの町内よりずっと()。

 ちなみにセコマばかり行っていて、セブンには久しぶりだった訳ですが、やっぱり北海道だなー、と思ったのは、おにぎりの具が「鮭いくら」だったりすることですか。

 そして500mlの「よつ葉牛乳」を。

 いやこれ、自分の地元の「ちょっと良い食材」の店で扱ってる時あるけど、通常の倍近い価格なんですよね。しかしここだと、当然だけど! 何ってことない普通の牛乳価格!

 ということで買い。

 「よつ葉」はスキムミルクを以前通販したんですが、これがまた美味いんだ……


 ところでこの日は昼をセコマ、夕方用がセブンだったけど、どっちもチキンだの焼き鳥だの! 気がついたら肉を求める身体に気付きだし。

 あとこの辺りから、何かとナッツを買う様になりました。ミックスナッツの方が安いのでそっちが多かったんですが、やっはりカシューナッツが好きで……

 今でもそれは続いてます。はい。

 ミネラルとか不足しがちなのを身体がよく知っていたのかな、と。



 さてこの日宿泊した「さつき旅館」は先日の「めぐみ屋旅館」以上に「仕事している人達の寝場所」という感じが大きかったです。昭和のかほり満載。素泊まり3250円。基本連泊する様なひと達は食事付きの模様。畳ではなく、板張り?の上に茣蓙ですね。まあこのお値段ですし。

 部屋の端に畳んである布団、テーブルには昔なつかしのプッシュしないポット! これに熱湯が入っていて、連泊している人々は翌朝ドアの外に置く、ということになっていた様です。


>カーペットの上に畳の薄べり六畳ぶんに取り散らかしてまったりというよりは自分の部屋感だな。学生の共同アパート的な。しかしカーテンは欲しい…まぶしい…


 とツイートしている様に、カーテンが無いことはびっくりでしたが!

 カギも外に出る時にはかからないあたり、賄い付き下宿的だな、と…… 


 なおジャンプSQ.はしっかり全部読んでからワートリの部分だけ切り抜いてファイルに入れてその後もお供に致しました。はい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る