3月18日

 三月十八日。今日は三学期、最後の授業日。さんざん当てられ続けたが、それもひとまず……。


「いやぁ、授業最終日ですね。さぁ、記念すべきこの日、当たる生徒は……。


 では、今学期、もっとも当てられた生徒を当てましょう。七番、上田くん!」


 ……なんだ、その捻りすぎて、逆にひねりがなくなったその当て方は……。


「なんで、こんなに七番ばっかり当てられたのでしょう?」

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