　今日は二月五日……。二月も順調に（頑なに）当たられ続けておりますな。

「今日は五日ですが、五番目の子もインフルエンザということで別の人にあてましょう」

　なぁ、わざとだろう？　いや、休みの子を言っているんじゃない。休みの子を見計らって、日付の子を当てようとして、わざとからぶりしているだろう？　ぁぁ？

　……ごめん、自分でもなに言っているのかわからない。

「ちなみに、アポロ十四号が月に到達日が今日、二月五日でしたね」

　十四号？　地味なチョイス……おっと、失礼なこと言った。

「さて、なら十四に二月の二を割って見ましょう。はい、七番上田」

　……ほらな、ほらな！　わざとじゃなかったら、そのまま十四あてときゃいいじゃん！？

　十四番は休んでないよ？　いま、全力でほっとしているよ、十四番！　十四番だ！　十四番！　十四番に一票を！

「さて、選挙についての質問です」

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