calling

闇よりも深く黒い色


呼び声はるばる届く この胸に



痩せた指で さすったのは愛情


けれど見る者 分からず嫌悪


みなが嫌悪 ひびく冷笑



聞こえる聞こえる 呼び声聞こえる




痩せた指で 虚空をなぞれば


奏でる旋律 聞こえる聞こえる


あなたの顔色 今宵は何色?



痩せた指で 触れさせてください



聞こえる あなたの 


聞こえる やさしくて あたたかい



けれど違う 分かってる全部




聞こえる聞こえる 呼び声聞こえる


闇よりも深く黒い色






  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る