手染め糸の沼にハマりました2

 1ヶ月以上ぶりですね、お久しぶりです。

 今日は手染め糸を買いました!

 この勢いで、書くの放置してる手染め糸について書くしかない!と書いてます。


 前回の記事を書いた時は、私の中で一番熱い話題なので、書きたくてたまらなかったんです。

 でも、長くなったので、本題の内容までは書かずに、書いたところまでアップして寝たら、翌日には書きたい気持ちが消えてしまってました。

 私って、どんなに長い記事でも1日で書いてしまわないと書けないんだな、ということがよくわかりました。


 今日買った手染め糸はですね、前から気になっていた日本の手染め作家さんの糸なんです。

 メリノウール100%。


 メリノウールってわかりますかね? ウール、つまり羊毛のなかでたぶん一番手触りの良い種類の羊です。もちろん、羊以外にはカシミヤなどもっと良いものもあるのですが、ウールの中ではメリノであれば首回りでもチクチクしないので、アトピー肌の私は安心して買えます。


 素材が良いし、色もすごく可愛くて、すごく気になっていたんですけど、買ったことはなかったのです。

 手染めで同じ色をたくさん染めるのは難しいので、その作家さんは1色につき400gまでしか売っていません。買うか迷っているうちに残り200gなどと減ってしまって、セーターを編めないから諦めたりですね。

 手染め糸って手作業で作っているので、やはり値がはります。輸入ものの外国の手染め糸よりは日本人作家さんの糸の方が少しお安いんですけど、それでもセーター着分買うと一万円ちょっとします。既製品ならもっと安く買えること考えると、買う勇気を持てなかったりするのです。


 ところがですね、その気になっていた作家さんが手染めを休止またはやめるということで、今回の販売がとりあえずは最後ということになったのです。

 最後であれば欲しい……! と、今年に入ってからすでに4着分も買っているのに(!)、買ってしまいました。


 先に買われた場合を考えて、欲しい色を、1番、2番、3番……と優先順位を決めていて、無事に1番欲しかった色を購入したのですが、どうしたことでしょう。

 いつもならすぐ売り切れになる作家さんなのに、今日は販売開始から1時間以上たった今も2番目、3番目に欲しかった色も一つも売れずに残っているようです(笑)


 思わずカートに入れて、まだ400g全部あるのを確認してしまいました。他の色は400gより少なくなっているので、私の好みが人からズレているのかもしれませんが、今日は曜日の都合なのか、いつもより売れ行きが悪いようです。

 セーター1着分で1万円ちょっとですから、さすがに2着分、3着分は買えませんけど、欲しいな……と思いながら、これを書いています。

 はー、欲しい。


 セーター1着に1万円、ユニクロで買う方が安いやん! と思うんですけど、それだけ欲しい魅力が手染めにはあると思います。

(前回も書いたかもしれませんが、材料費が既製品より高い分、手触りなども既製品より良いですしね!)

 既製品にはない絶妙な色味ですし、今日買った作家さんのように1色につき400gまでしか染めない作家さんであれば、間違いなくオンリーワンな色のセーターになるのです。


 もちろん、手染めメーカーの中には同じ色を大量に染めている大きなメーカーもありますが、それでも機械染めより素敵なんですね。

 一つの糸に数色使っていたり、単色でも濃淡があったり、機械染めではあまりない感じなのです。


 皆さんは、Etsyというサイトを知っていますか?

 minneの海外版と言いますか、ハンドメイドマーケットです。世界中のお店が出店しています。


 カクヨムのページ以外のリンクを書いていいのかよくわからないので、URLは載せませんが、Etsyで検索したらサイトはすぐに見つかります。

 よろしければ、Etsy内の検索で、手染め 毛糸と入力して検索してみてください。

 手染めの毛糸がたくさん出てきます。それを見れば、手染め糸って個性的なんだなというのはなんとなく伝わると思います。


 初めて買ったのは、極太の手染め糸でした。外国の毛糸を輸入して販売している、日本のネットショップで購入したのです。

 まだ当時は高価な手染め糸を買う勇気がなかったのですが、ふと気づいたのです。セーター着分は無理でも、1かせ(だいたいは100g)で小物編むなら買えるんじゃない⁉︎ と。


 で、紺色っぽい青とピンクが入った手染め糸を買いました。黄色やオレンジも入ってたかもしれません。

 夕暮れに空がピンク色に染まる時ってあるじゃないですか。そういう時にピンクと反対側の空を見ると沈みかけた紺色に近い青色だったりすることもあり、なんだか夕暮れ空みたいな綺麗な色だなと思ったのです。

 届いた糸はとても綺麗でした。……が、編んでみるととても派手で、個性的すぎて、手染めって難しいと思いました(笑)


 その後しばらくは手染め糸を買うのはやめていたのですが、2年ほど前に、日本人が染めた手染め糸を靴下用に買ったのです。

 それがとても綺麗な色で(そして、日本人好みというか派手ではなく)、その糸のことが忘れられなくて、去年、その糸をセーター用に奮発して買ってしまったんです。


 手染めにどんどん興味が出て、次は外国の手染め糸、その次はまた日本人の手染め作家さんのもの……とどんどん買ってしまいました。

 今年はとうとう、外国から初めての個人輸入までして。

(個人輸入の件も記事にしようかと思ってましたが、何のトラブルもなく届き、たいした話題にはなりませんでした)


 外国の糸は染料の違いなのか、水の違いなのか、日本の毛糸よりも発色がものすごく綺麗で、そこがとても魅力です。でも、綺麗すぎて派手そうというか、着づらそうと思うこともあるので、日本人の作家さんの手染めの方がやはり日本人好みなのか、着やすい色味が多いかもしれません。


 ただ、今日買った分で手染め糸7着分目なのですが、まだ1着も編んでません。

 手染めを買う前に買った毛糸が家にたくさんあって、中々、手染めを編むところまでいかない……それなのに7着分も買って、私ってバカですね。

 編むことが好きなのですが、同時に、糸を集めるのも大好きなので、こんなことになっています。

 でも、今年は先に手染めを編みまくる予定!


 大規模に糸を展開している有名な手染め作家さんを除き、基本的には日本の手染め作家さんは、染め溜めをして、不定期にネットショップをオープンして販売という方が多いのです。

 そういう場合、染めてある分しか販売しないので、オープンしたらすぐに売り切れてしまう争奪戦のようになったりで、セーターはたくさん糸がいるので着分買うのが難しかったりします。

 最近、よく買わせていただいている日本人作家さんの手染め糸は、そういうのではなく、常にお店がオープンしていて、売り切れてもお願いしたら染めてくださるのです。

 確実に、セーター着分で購入できるので、その作家さんに出会って、本格的に手染めにハマってしまった気がします。


 おかげで、毛糸にかかるお金が跳ね上がり、洋服を買う余裕もないよー! と思いながらも、毛糸と本だけにお金をつぎ込んでます。

 楽しいからいいのですが、さすがに今年はもう買えないかも……今年は始まったばかりなのに。


 私がどんな糸を買ったのか興味がある方は、よろしければ、インスタのアカウント ageha_knitが私の編み物アカウントなので覗いてみてください。

 インスタに登録がないと見れなかったと思うので、見れない方はごめんなさい。

 今日買った糸をアップするのは後日になりますが、『かせ』という、玉ではない糸の写真はたいてい手染め毛糸です。


 ……と、最後まで書いて、もう一度、今日買ったお店を確認したら、まだ2番目3番目に欲しかった糸が着分残ってました。

 お金、どこかから降ってこないかなぁ。

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