理想的人物像。

言葉に表す事が難しい。


言葉を選んでうやむやにする。


やんわりと受け流す。


人のせいにする気にならない。


責任転換を美しく思わず、周りの評価が落ちはするが、同時に責任感があると評価される。


言葉一つで人に与えるイメージを変える。


上手い言葉を、綺麗な言葉を、裏が見え隠れする言葉を言う。


そうやって周りと関係を築き、人物像を常に変化させる事で飽きさせない、興味を持たせる。


そうやって、偽った自分を作る。


簡単でもないし楽でもない。


やる事は単純だから根性がいる。


オトナになれば自然と出来てしまう。


偶に見せる裏が、偶に魅せる言葉が、自分の評価を上下させる。


嫌われるのは簡単だ。


だから、難しい。


嫌われる事で不利になり、評価が上がる事は無い。


故に仮面を被る。


その仮面を破られまいと人の仮面を気にしてしまう。


言葉には力がある。


仮面を壊す力が、崩す力が、外す力が。


素顔は醜いだろうか?


素顔より仮面を求めるオトナの顔をしてるだろうか?


素顔は仮面と変わらないだろうか?


言葉はそれらを曝け出す力がある。


だから言葉を考え、心のままに表現しよう。


それが出来るオトナの顔は優しい筈だ。


考えが偏る時、固定概念に縛られている。


考えがまとまらない時、目的を見失ってる可能性がある。


考えられた言葉を聴いた時、深く、深く、心を揺さぶられる。


人を左右する時はいつだってコミ力である。


オトナの理想的人物像はどんなのだろう?


そんな事を、考えた事はありますか?

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