罪喰らいの聖女
ジータ
登場人物
登場人物まとめ 第一章(ネタバレあり)
《贖罪教》
〇レイン・リオルデル
本作主人公。黒髪黒目。17歳。
武器:二丁拳銃 《紅蓮・双牙》
ユースティアの従者。七歳の頃に住んでいた村を魔人に襲撃され家族を失う。その時にユースティアと出会った。
その時死にかけていたレインを救うためにユースティアに罪を植え付けられ、魔人化する。そして魔人化を防ぐための封印の維持に自分の持つ魔力を全て使っているため、戦う際に魔力を使用することができない。体内に保有する罪が一定量を超えると魔人化してしまう。
〇ユースティア
本作主人公。黒髪紅目。17歳。聖女歴12年。
武器:
ハルバルト帝国の聖女。世界最強、始まりの聖女の再来と名高い。
優しく、品行方正で誰からも憧れられる存在。その美しさも相まってハルバルト帝国の象徴とも言える存在。多くの女性、男性の憧れである。
しかしその本性は全く別物。傲岸不遜、唯我独尊を絵に書いたような人物である。その本性を知るのは従者であるレインとごく一部の人物だけである。
自分のことを最強だと言って憚らないユースティアだが、その実力は本物である。僅か五歳にして聖女となり、それから十年以上聖女を続けている。
〇フェリアル
赤髪紅目。23歳。聖女歴13年。
武器:罪姫【???】
戦闘聖衣【???】
ハルバルト帝国の聖女。ユースティアの同僚。10歳の時に聖女になった。色欲の罪の贖罪を得意としている。
細かいことは気にしない性格。さらに性に奔放なタイプで、レインによくちょっかいを出そうとするため、ユースティアから若干警戒されている。
ユースティアにとって唯一の聖女としての先輩でもある。住民からの人気はユースティアに次いで高い。
〇カルラ
青髪紅目。15歳。聖女歴5年。
武器:罪姫【???】
戦闘聖衣【???】
10歳の時に聖女になった。怠惰の罪の贖罪を得意としている。
基本的に無口で喋るのが得意ではない。表情も乏しいため、何を考えているかも伝わりづらい。とある一件からレインのことを気に入っており、ユースティアから奪えないかと考えている。
〇カレン・モロー
金髪碧眼。24歳。贖罪官。
レインにとって教師であり、ユースティアの姉的存在。ユースティアの本性を知る数少ない人物でもある。贖罪教の教皇であるジャレル・モローの孫娘。
厳しさと優しさを併せ持つ人物。レインが疎まれている現状を憂いて、なんとかしたいと考えている。
《断罪教》
〇フウカ・ミソギ
レインの幼なじみ。17歳。黒髪碧眼。《断罪官》。
レインと同じ村に住んでいた。村が襲撃にあった当日は父親と帝都へと出向いており、難を逃れた。しかしその一件で母親と弟、友人達を失っており、そのことが原因で魔人を憎んでいる。幸か不幸か、魔力を保有していたため断罪教に入ることができた。今はダレンの元で魔人を討つ為の研鑽を積んでいる。
レインを断罪教に引き入れることができないかと考えている。
〇ダレン・スタンダル
フウカの上司。28歳。茶髪茶眼。《断罪官》。【聖騎士】。
第七席の聖騎士。悪・即・断が信条。ユースティアには一瞬で負けたが、聖騎士というだけあって戦闘力は非常に高い。
《その他》
〇ルーナル・ジーニャ
自称天才発明家。薄緑髪緑眼。18歳。
レインの《紅蓮・双牙》を始め様々な発明品を作りだす発明家。資金を提供してくれるユースティアと懇意にしている。
発明中毒とも言える性格で、興味を持ったものは作らずにはいられない。しかし、人としての倫理はギリギリ保っている。
自分の発明で聖女を超えることが目標であり、そのために最強の聖女と呼ばれるユースティアのことを日夜研究している。
〇マリサ・シャリナー
帝都ヘルダムにある孤児院の経営者。孤児たちの母。32歳。
〇ファード・オリマ
孤児院の守衛。19歳。レインと仲が良い。
〇ダルグ
フェリアル邸の守衛。26歳
〇オスカー
フェリアル邸の守衛。33歳
《第一章》
〇フォール・グラフ
贖罪官。黒髪茶目。15歳。
カラと同じ訓練校を卒業し贖罪官となった少年。まだ新米だが、身体能力の高さには定評がある。カラからは脳筋と評されているが、別に頭が悪いわけではない。
熱血。悪く言えば単純。猪突猛進な性格。発明家ルーナルのファン。
カラと共にユースティア達のナミルへの案内役をした。ナミルでの経験で贖罪官として大きく成長した。
〇カラ・セガレット
贖罪官。茶髪茶目。15歳。
フォールと同じ訓練校を卒業し贖罪官となった少女。頭脳明晰で身体能力も高いが、精神面が少し弱い。ナミルでもユースティアの力を目の当たりにして、恐怖し萎縮してしまうこともあった。しかし、魔物との戦いの中でユミィを守るという意志を貫き通し、精神的に大きく成長することができた。
真面目な性格で、人からの頼み事をなかなか断れない。そのせいで学生時代も多くの面倒事を引き受けてしまった経験もある。
ユミィに懐かれており、ナミルから戻った後も面倒をみている。
〇ユミィ
10歳。レイン達がナミルで出会った少女。
ケルジィの手によって魔人堕ちさせられそうになったところをレインとユースティアに助けられる。命懸けで助けてくれたカラに懐いており、家族を失ったこともありカラと共にナミルを出た。その後は贖罪官を目指して孤児院で生活している。
口が悪く、よく男と間違えられていた。本人もそれは自覚しているが直すつもりはないらしい。頭を使うよりも体を動かす方が好きなタイプ。
〇リエラルト・ロイツ
ナミル領主。45歳。
領民あって初めて領地、という考えのもと領民のことを第一に考える人物だった。しかしケルジィに娘を人質に取られ、苦渋のすえ領民を差し出した。ナミル外からの移民を差し出すことでかろうじて心の均衡を保っていた。差し出した移民の中にはユミィの家族も含まれていた。
最後はユースティアを捕らえるために呪具を使ったが、あえなく失敗。腕を犠牲にした。領主としての地位を剥奪され、帝都の重犯罪者施設に収容されている。
〇ロイナ・ロイツ
リエラルトの娘。19歳。
ケルジィに咎人堕ちさせられ、人質にされた少女。ユースティアに助けられた後は、帝都からやってきた領主代理の手伝いをしている。
リエラルトのしたことが許されないことであるとはわかっているが、それでも父の守ってきたナミルを守りたいと手伝いをすることを決めた。
〇ケルジィ
暴食の魔人。ナミルでの事件の元凶。人で遊ぶことを至上の快楽としている。そのためリエラルトから差し出された人を使ってゲームを開催して遊んでいた。
その能力は単純で、魔物化することで自身の身体能力を向上させることしかできない。影を操る能力はとある人物から貰った道具を使用してのこと。
元居た場所では名前で呼ばれることがなく、実験動物のように扱われていた。そのため、名前で呼ばれるということに対してある種憧れのようなものを抱いていた。
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