登場人物紹介(本編、第35章での新登場分)

【灰の群集:森林深部エリア】


・マルイ(男性):木(1st)

 オリガミを傭兵として承認したPTの人。

 最初期の荒れ始める前の赤の群集のオリガミと進化協力をしていた。その後、赤の群集が荒れた段階でも交流があり、インクアイリーとしての動きで無所属になった後のオリガミとも仲良くしていた。

 その縁もあり、オリガミは灰の群集との敵対を選ばず、傭兵として参戦する事となった。



【群集:無所属】


・氷花(女性):桜の木(?)

 インクアイリー所属の、氷属性の桜の木の人。氷の操作Lv10持ち。

 乱入勢の中での指揮役をしていたが、クセが強い人が多いので指揮自体に苦戦していた。

 指揮していた割には、意外と今回の一件自体には消極的。他に指揮が出来る人が出てこなかったので、半ば押し切られる形で指揮役に入る。

 ただし、群集の戦力に興味はあった部分もある。



・コトネ(女性):タカ(?)

 インクアイリー所属の、物理型のタカの人。

 他のインクアイリーのメンバーが発案したものを、実際に実行してみる実行役。

 かなりの無茶振りに応えている為、プレイヤースキルは非常に高め。その反面、表に出ていなかった都合で対人での実戦経験が少ないので、大暴れ出来る機会という事で参戦。

 いざ戦ってみたら、テンションが上がり過ぎて暴走気味。



・グレン(男性):キツネ(?)

 インクアイリー所属の、キツネの人。

 爪での攻撃と火魔法のバランス型で、比較的冷静な人。

 群集に対しての大暴れに関しては、システム上出来る事だと特に何とも思ってはいない。ただ、検証の一環として参加。

 作戦立案の彼岸花の撃破が一番困るので、守る動きを見せる。



・俺は最強!(男性):ワニ(?)

 インクアイリー所属の、風属性持ちのバランス型のワニの人。

 名前がもう名前じゃないので愛称として『サイ』と呼ばれている。

 大暴れに関しては、ただのノリでの参加。そこに深い理由はない。



・彼岸花(女性):リス(1st・カメレオンとの融合種)

 インクアイリー所属のリスの人。氷の操作Lv10持ち。

 ラジアータとリコリスと共に、弥生とシュウとの別のゲームでのライバル関係にあった人で、負け越している。

 気は弱いが、負けず嫌い。自分で直接戦うのは不得意だが、作戦立案で参謀として動く。決してプレイヤースキルが低いわけではない。

 ドライアが持ち掛けてきた情報を元に、無所属での黒の統率種での占拠を立案した張本人。だが、あくまで目的は弥生とシュウへのリベンジで、占拠そのものは人を集める為の大義名分だが……想定以上に人が集まって自由に動けなくなった側面もあり、占拠への動きを優先して動いていた。

 そういう経緯の為、一緒に組んでいるラジアータとリコリスの参戦は拒んでいた。



・ラジアータ(男性):コケ(1st)・ヤドカリ(2nd)

 インクアイリー所属かつ、彼岸花とリコリスとの3人組。

 同調種で電気魔法Lv10を所持しており、どの距離でも戦えるオールラウンダー。実働担当。

 本来は弥生とシュウ相手にリベンジ戦を仕掛ける予定が、思った以上に大規模な作戦になった上に、実力が頭一つ飛び出ているので、途中から非参戦へ移行。

 作戦の要である彼岸花が倒された為、幕引きの為に動いた。



・リコリス(女性):トカゲ(?)

 インクアイリー所属かつ、彼岸花とラジアータとの3人組。

 水魔法メインの遠距離特化型のプレイヤー。水の操作Lv10持ちで、後方支援担当。

 ラジアータと同様に、非参戦にはしていたが彼岸花が倒された為、幕引きに動いた。

 元々は想定外の規模になった状態でも戦う気はあったが、彼岸花が状況が変わった事でそれを拒んだ。その為、彼岸花が倒されるまでは非参戦という形を取っていた。



・ライブラリ(男性):クラゲ(?)

 一応はインクアイリー所属のクラゲの人。

 参戦しているのかどうか、それすらよく分からない謎な人。

 自身の興味のある事以外は、どうでもいいと考えている。

 その反面、興味を持ちさえすれば手段は問わずに行動に移す。



・オリガミ(女性):龍(1st)

 インクアイリー所属の、イブキによく似た構成の龍の人。

 群集を敵に回す作戦には反対していた人で、灰の群集の傭兵として敵対に動く。

 指揮能力は非常に高いが、インクアイリーでその力を発揮する気はない。

 また、好奇心も強く色々と試していく為、他のゲームでは『博士』などという呼び名も持つ。




《設立された共同体》


《赤の群集》


【インクアイリ―】

 インクアイリ―という名の共同体が存在するのは赤の群集だけにはなる。

 赤の群集での初期の騒動の際に表から隠れてしまった検証勢が母体となり、徐々に大きくなった集団。赤の群集に共同体があるのは、結成時のメンバーが赤の群集の所属だったため。

 その実態は群集の枠組みを超える為、あくまでも対外的に名前として持つ場合はここを呼ぶのが分かりやすい。良くも悪くもマイペースな人が多い集団でもあり、明確なリーダーは存在しない。(共同体のリーダーは存在するが、持ち回り制)

 競争クエストの最終戦で乱入に動いていたのは一部の人だけで、インクアイリ―の総意ではない。



《灰の群集》


【縁の下の力持ち】

 ソロプレイヤー向けの互助会として設立された共同体。

 お互いに干渉はなしで、共同体の機能だけは使いたいという集団。

 目立つのを好まない人が、ここの開催するトーナメント戦を利用する事が多い。



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