属性とステータス


【属性について】


 属性は『基本属性』と『例外属性』と『特殊属性』に分類。

 全てに共通する特徴として、所持する属性と一致する属性魔法や属性攻撃のダメージを少し増加させる。


 『基本属性』については属性間での相関関係あり。所持している属性の苦手属性に関してはその属性魔法や属性攻撃のダメージを少し減少する。

 有利・不利関係のある属性を両方所持している場合は、相殺してどちらの耐性も機能しなくなり攻撃の際のダメージ上昇も無くなる。少しだけ苦手属性からのダメージ上昇が上回るので、有利・不利関係にある属性の同時所持は非推奨。


 また、種族によっては種族の特徴として苦手な属性が設定されている。(植物系なら火、海、一部の毒。陸地の動物系なら水、雷。水棲動物なら雷。その他にも種族によって細かい違いはあり)



『基本属性』


 火:氷属性に対して耐性を持ち、水属性からのダメージは増加する。


 氷:風属性に対して耐性を持ち、火属性からのダメージは増加する。


 風:土属性に対して耐性を持ち、氷属性からのダメージは増加する。


 土:雷属性に対して耐性を持ち、風属性からのダメージは増加する。


 雷:水属性に対して耐性を持ち、土属性からのダメージは増加する。


 水:火属性に対して耐性を持ち、雷属性からのダメージは増加する。



『例外属性』


 毒:毒耐性を持ち、毒の効果を強化する。


 癒:HP回復量が少し増加し、状態異常への耐性を持つ。


 樹:樹木系種族のみの属性。防御が上昇する。


 草:草花系種族のみの属性。所持していれば毒属性、癒属性の効果が上昇する。


 海:後天的に海へと適応する為の属性。海中での活動を可能とする。


 光:光を扱うスキルの操作向上。闇属性に対して制御の妨害効果。


 闇:闇を扱うスキルの操作向上。光属性に対して制御の妨害効果。



『特殊属性』


 瘴気:瘴気を扱う事が可能になる。


 浄化:浄化の力を扱う事が可能になる。




【各ステータスと育成方向について】


 育成の方向性によりHP、魔力値、攻撃、防御、俊敏、知識、器用、魔力の各種ステータスの上昇幅が変動。

 行動値についてはどの方向性でも共通。

 所持している特性によって、各種ステータスの上昇幅は変動する。



 各ステータスの影響については以下の通り。


 HP:ヒットポイントの略称。これがある限り生存可能で、一部種族には固有のものへと置き換わる場合あり。


 行動値:スキルを使用する為に必要なの数値。数値を直接消費するスキルと、上限値を使用するスキルがある。


 魔力値:魔法に関わるスキルを使用する為に必要な数値。


 攻撃:物理攻撃によるダメージ量に大きく影響し、攻撃速度に少し影響する。


 防御:物理攻撃のダメージ量の軽減に大きく影響し、魔法攻撃のダメージ量の軽減に少し影響する。


 俊敏:移動速度と攻撃速度に大きく影響し、物理攻撃によるダメージ量に少し影響する。


 知識:状態異常の成功確率と耐性に大きく影響し、魔法攻撃によるダメージ量に少し影響する。


 器用:スキルの操作性に大きく影響し、移動速度と攻撃速度に少し影響する。


 魔力:魔法攻撃によるダメージ量と魔法攻撃のダメージ量の軽減に大きく影響する。



 各ステータスの変動によりいくつかの育成の方向性が分かれる。

 基本的には進化階位の変わる進化で変化するが、合成進化や適応進化により後天的な変化も可能。



 ・物理型

 物理攻撃を重視した方向性の進化。

 HP、攻撃、防御、俊敏が上昇幅が増加。

 魔力値、知識、器用、魔力の上昇幅が減少。


 所持する特性で更に物理寄りになれば物理特化型となる。



 ・魔法型

 魔法攻撃を重視した方向性の進化。

 魔法型は最低限、1つは何らかの属性の所持が必要となる。

 HP、攻撃、防御、俊敏が上昇幅が減少。

 魔力値、知識、器用、魔力の上昇幅が増加。


 所持する特性と属性で更に魔法寄りになれば魔法特化型となる。



 ・バランス型

 全てのステータスが均等に上昇する方向性の進化。

 飛び抜けて高いステータスはないが、安定しているのが特徴。


 所持する特性や属性によって、ある程度のステータスの上昇幅の変化は可能。

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