詩集 No.1友達切符

みか

第1話 No.1友達切符

『No.1友達切符』

君と僕はいつも一緒

ずっと一緒

これからも一緒

そんな僕らにはNo.1友達切符


『初恋○日目の週末』

今日僕は恋に落ちた

この恋はいったいどうなるんだろうね

片想いか両想いになるのか

初恋○日目の週末


『 カミングアウト、風紀委員長は美少年アイドル』

いつも真面目な風紀委員長

いつも品行方正風紀委員長

そんな風紀委員長の裏の顔は美少年アイドル


『 癒しをくれる笑顔の育て方』

君はよく笑う

その笑顔が僕に癒しをくれるんだ

君の笑顔はひまわりやデイジーのよう


『大好きから始まる夏』

今年の夏は君に会いたいから

お祭りや海に誘ってみたよ

君に会えるから夏休みが待ち遠しかったんだ

君が大好きだ


『サイレント同窓会』

今日は待ちにまった同窓会

何人か話そうかと思ってたけど

仲のいい仲間はほぼ欠席

今日はサイレント同窓会


『好きなのは海の家』

海の家はお祭りのようなものも食べれて

海の思い出と食事の思い出両方できる

だから好きなのは海の家


『当然青春切符』

長い道のりだけれど

乗り換えもいっぱいあるけど

窓から見る景色がきれいで

当然青春切符


『冴えないラブコメ』

主人公が恋愛経験ゼロで

なかなか出会いもないストーリーで

恋もなかなか発展しない

冴えないラブコメ


『人生永遠遊び少年』

仕事も大事だけれど

遊ぶことも大事かと思って

遊ぶことを満喫しながら生きていくことにした


『同じ方向急接近』

帰りが同じ方向だから

何か話すきっかけができたんだ

同じ方向急接近


『少ない同窓会』

同窓会が開かれる回数が少ないから

僕のチャンスはわずかだね


『ガチ初恋』

僕は君に恋をした

初めての恋だ

初めてでよくわからないけど

きっと本気の恋だ


『ひとりぼっち本格デビュー』

今日から僕はひとりぼっちになった

外部から入学してきてクラスになれないんだ

しばらくひとりを満喫しよう


『美しすぎる町』

僕が生まれ育った町は自然がいっぱいで

景色もきれいで

美しすぎる町だ


『みんな天才』

進学校は

難しいテストなのに解ける人とか

難しいテストなのに評定平均5に近かったり

みんな天才


『あんなに好きだったのに』

あんなに好きだったのに

思い込みからの喧嘩をして

嘘で君を失った

土砂降りの雨でも寂しくなんかないよ


『おろかな電話』

おろかな電話を君にかけてみるけど

君は一向にでてくれないね

どうしても許せない

君はそう僕に言った


『こんなに君が好き』

いつも君を思って

いつも君と過ごして

こんなに君が好き


『愛の深読み』

君が考えていることが分からなくて

いつも気持ちを深読みしてた

その深読みはほとんど外れていたよ


『忘れてるゴール』

君との恋愛は

既にゴールを迎えようとしていた

だけど僕が道を誤って

今ではゴールできないままだよ


『楽しかった普通の暮らし』

贅沢できてるわけじゃないけど

高い車を持ててたわけじゃないけど

ただ君と一緒に居ることができた

楽しかった普通の暮らし


『さりげなく守ってあげたい』

君は泣き虫で

か弱い心だから

さりげなく守ってあげたい


『気になっても声をかけられない』

君がなんだか気になるんだけど

勇気がでなくて

声がかけられないよ


『線香花火』

チリチリ燃える線香花火は

楽しかった夏の思い出を映し出すように

きれいな灯りを照らすよ


『桜の咲く頃には』

桜の咲く頃には

君への僕の思いが

君にちゃんと届いてるといいね

そうなっているように

僕は頑張ってみるよ


『初めてのときめき』

こんなに好きになったのは初めてで

今までときめくこともなかったよ

君が初めてのときめき


『君とならなんだって』

二人だけの世界

全てを許しあえる二人

君とならなんだってそう

許しあえる気がしたんだ


『騒がしい日々』

チックタックと騒がしい日々

なにをするわけでもないけど時は刻々と過ぎていく

流れるような日々の中だから

たまには君と特別なことをしていたい


『さよならだね』

誰のせいでもない 

僕らは縁がなかったんだ

付き合うには至っても一生いる縁はなかった

ただそれだけ

さよならだけ一言そうつぶやいた


『僕と君との境界線』

僕は君と少しだけ境界線を引く

いっぱいじゃなくてちょっとだけ

君と一緒に過ごすのは楽しいけれど

たまには僕にも一人の時間がほしい

だからちょっとだけ境界線を引く

君が嫌いっていうんじゃなくてね


『僕と君はずっと親友』

僕らは付き合っている

でも親友でもある

君とは男友達よりも気が合うしなんでも話せる

君とはずっと、一生親友でいたい


『君からの手紙』

忘れられない手紙は

君からの手紙

君が僕のことを好きって言ってくれたその手紙が

僕は忘れられない

たった一言

その一言だけで

僕は救われたよ


『スイカ』

赤いスイカ

みずみずしさに

見惚れたよ


『記憶』

ここは見たことのある場所だろうか

君と来たことのある場所だろうか

何回行ったことのある場所だろうか

そんなことを回想しながら窓を見る

毎日乗る電車なのに

同じ人はあまり見ない

座る場所も乗る電車の列も違うからね


『忘れたい忘れられない』

君と過ごした時間

忘れたくて

忘れようとするけれど

忘れられないよ


『君しか見えなくて』

僕には

君しか見えなくて

君のことだけしか思っていなくて

ずっと君のことを思い続けるよ


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