切り取られた視界

乗り合いバスの窓口、陽も通し

付かず離れずみたいなものを、

陰日向の実は一番苦く

アクリル積木を崩して

容易なものって俄然浮かばない。

すぐ隣にあって

全然おかしくないって云う

「逆剥けの存在」

あれは何処から湧いてくる、

神経に巻きついた葉物で切断する。

僕の血潮は波止場にはなれない

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