第92話みぞれ

縁台で幽体と絡み、堕ちては眩む程々、

みえなくなるキミと、

情け容赦もない憐れみは冥々と砂糖をまぶ

浮蝕腐食するを待ち侘びる

時の飴に干しと着いた穢れたち


身得見栄ぬモノが 、

ぺっ ちゃ くっ ちゃ おしゃべり し ちゃう ね


常々亘り逢う、厭に粘突ねばついた誰彼と、

明々めいめい風にう螺旋にする




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