第6話 1月6日。

親愛なる君へ。


こんばんは。


今日の私は「すき焼き」の日でした。


すき焼き、大好きなんです。

たまにしか食べないのですが。


一昨年の大晦日にすき焼きを食べたら、

それだけでお腹いっぱいになってしまって

他のものが食べられないという事態になり、

大晦日のすき焼きはやめたのです。


他の日に食べればいいじゃないかと

思うのですが、

何となくすき焼きは特別な日に食べたいのです。


しかも、すき焼きが好きなのは家族で私だけ。


だったら、わざわざすき焼きを家でしなくても

ほっともっとのすき焼き弁当でも全然構いません。


そういう訳で、

今日の夕飯はほっともっとのすき焼き弁当!!

と朝から決めていました。


少し嫌にになることがあったので、

パァーっと好きな物でも食べよう!と思いまして。


もうすっかり、脳内も口の中も

すき焼き!すき焼き!と叫んでいる状態。


夕方になり、ほっともっとに注文の電話をしました。


すると、電話から聞こえるのは「店舗改装の為休業中です」というアナウンス。


なんてこったい!!


しばらく私は立ち直れませんでした。

大袈裟だけれど。笑

でも、すっかり身も心もすき焼きになっていたのにー!!


「作ったら?」


そう言われても、

お米も研いでないし、

1からやるのやだー!!とふて寝したい気持ち。

(子供か!笑)


その後、30分くらいうだうだして、

やっと買い物に出かけました。

そして、やっぱりどうしても諦めきれず

すき焼きの材料を買いました。


でも、何だか急にお腹が痛い。


そんなこんなで、

結局、今日の夕飯は簡単にパスタで終わらせました。(すき焼きからのパスタ。泣)


体調万全な状態ですき焼きが食べたくて。

って、どれだけすき焼きが食べたいんだ!!笑



あ、ごめんなさい。

つい、すき焼きの話ばかりしてしまって。笑


ちなみに君はすき焼きは好きですか?

(まだ言う)


昔ね、息子がやっていたゲームに

スシ、テンプラ、というバージョンがあったのです。そして、その総合版?がすき焼きでした。


私はそのゲームを息子とやりながら、

「すき焼き食べたい」とばかり思っていたのです。


すき焼きの思い出が意外とあります。笑


ちなみに君にとって、

特別なご飯ってありますか?


好きなものは沢山あるけれど、

特別ってまた違う気がして。


私にとって、それがすき焼きなのでした。笑


意外と食べ物って特別なエピソードが

あったりしませんか?


今日はそんな話が出来たらいいなと思います。


いつかの大きな大きな樫の木の下で、

ピクニックシートを広げて待っていますね。


では、後ほど。



明日も君にとって、

ゆるく優しく素敵な一日になりますように。


また明日。


おやすみなさい。












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