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目次
横井ゆは菜×ボクシング詩
拳の殴り合いではない
倒すべきは目の前の相手じゃない
ラウンド3分
そのために費やす
何百という時間
己を見つめ
ひたすら見つめ
繰り返し繰り返し
身体に叩き込む
考えうる全ての状況を
シミュレーションし
何事にも恐れない
鋼の心身を造り上げる
否
勝負は刹那
一度の違いが
一秒の隙が
百時間の鍛錬に答えを突きつける
敵は敵にあらず
己こそ敵なり
歓声を浴びてリングに上がる
始まりの鐘を鳴らせ
魂のストレートを打ち込むのだ
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