シナリオセッティング「アイドル、始めました!」+ 専用舞台「シャイニーフェスタ」+オリジナル花章「エノテラ」
かるでぃあ
シナリオセッティング中身
(この小説は私が本に載っける予定だった文を原文ママで入れてます)
概要:
このシナリオセッティングではもしブリンガーがアイドルでシースがプロデューサーだったら……?! と、いうシチュエーションでRPすることとなります。
いいですよねぇ、アイドル。世間(?)ではアイドルでマスターでミリオンだったりシンデレラだったりシャイニーな作品群があったり高校生たちのラブでライブな模様を描くアニメやゲームが人気を博していますね。最近ではアイドルなのにガールズバンドとかいう遊戯王で喩えるなら複数テーマを混ぜたような存在もあります。まんまるお山に彩りをって。
さて、話を戻しましょう。今コレを読んでいる方にはこう思う方もいるでしょう。「アイドルやるならそれってビギニングアイドルじゃダメなの?」って。……ふっ、分かってねーな。推しCPに! アイドルと称して!! なんかアイドルっぽいことでイチャイチャするのは!!! ビギドルじゃ!!!! できないやろがい!!!!! ……ごめん。少しはしゃぎすぎたね。でもね、そういうことなんだ。私は、PLである貴方達にキラキラだとか夢だとかを与えてくれるアイドルを演じて欲しいんだ。それさえ分かってもらえれば、なんの問題もないさ。
……準備はいいかい? じゃあ、行こうか。いつもとは少し違う、アーセルトレイに――
プロローグ(エンブレイスver.):
スポットライトが私達に当たる。
舞台に立つは華やかなキミ。袖から見守るワタシ。
役割違えど目指す景色一緒で。みんなに笑顔を届けたいから。
この瞬間の主人公はワタシ達。咲き誇るは(今回参加の全てのペアの花章を読み上げる)のアイドル。
セカイを染めろ。キミとワタシの色で。
つま先からてっぺんまで染み渡るその音で。
「銀剣のステラナイツ/シナリオセッティング・アイドル、始めました!」
騎士であれどもマイクを執れ。
人々を笑顔にできるのは、キミ達だけだ――
プロローグ(エクリプスver.):
ステージにまた人が立つ。
ユメを喪い、行くべき道を失った星喰のアイドルが。
彼らを笑顔にできるは(今回参加のステラナイト側のペアの花章を読み上げる)のアイドル。
彼らの闇を祓え。その歌で、笑顔で!
人々に光よ届け。この手で、アナタと!
「銀剣のステラナイツ/シナリオセッティング・アイドル、始めました!」
もう一度運命を廻せ。
錆びついたそのカギで――
1章・描写:
今日も平和だ。過ごしやすい気候、草花は
昨日まではそんなコト無かったんだ。でも、今日、朝起きて街に繰り出してみるとどこもかしこもアイドルの広告とか……めっちゃキラキラしている。
――そんな状況下、ステラナイトであるキミたちの脳内に突如、2人の女神の声が聞こえてきた。
「――聞こえていますか? ステラナイトの皆さん。……もう気づいているかもしれないけど、どうやらおかしなコトになっているわね……。
恐らく、ロアテラに選ばれてしまった子の無念や、望んでいたことが力を持ち暴走してしまった、のかしらね?
……まあでも、実害は(今のところ)ないし、下手に刺激するのもアレだし、ステラバトルが始まるまでは自由にアイドルしてみたらいいんじゃない?
今この状況なら、物凄く簡単にアイドルになれるっぽいわ? さあさあ、行った行った! 私も見たいもの、アナタ達の、アイドル姿――」
――と、言いたいことだけ言って、女神の言葉は途切れた。
…………やってみるかぁ、アイドル……。
1章・解説:
描写を読み上げた後、各ペアのシーンが始まったら付属されている専用シチュエーション表を使い、RPをしましょう。ブリンガーが、アイドル。シースが、プロデューサーです。d66ダイスを用意しましょう。どうしてもやりたいアイドルシチュがあるならば、ダイスを振らず決めるのもいいでしょう。産み出すのもOKです。
現状、この世界はロアテラにより増幅されたエンブレイス(エクリプス)のアイドルへの思念が暴走している状態なので、物凄くアイドルという活動がしやすくなっています。それはもう、アイドル is God みたいな感じで。
……取り敢えず! GMはよっぽどアレじゃない限り世界がアイドルRPという物を都合良くサポートしてくれるということをPLの皆さんに伝えましょう!!!
各ペアのシーンが終わったら、間奏の描写へと写りましょう。イレギュラールールの場合は、代わりに「合奏」を入れるといいかもしれません。マルジナリア参照です。
間奏・描写:
それは、遠い遠い、名も知らない誰かの話。
一人の少女と、その妹の話。
その少女はとても純粋で、とても夢追い人でした。誰にでも笑顔を届けたいと、日々願っていました。
それこそ、”アイドル”のような――
ですが、世界は小説のように不条理で、唐突で……ある日、その少女は死んでしまいました……。
――何故、と。妹は雨降るセカイへ声を張り上げました……誰からの答えもないと知っていながら。
そして、その日から一人残された妹は、歪みながらも、アイドルという道へ進んでいきました……
たとえ、その先が星喰いのエサであろうとも……
2章・描写:
あれから幾日か経った。けれども、世界の変化は止まらない。……明らかに、人々の”アイドル”という文化への熱狂度の高まり具合が……異常だ。
ステラナイトたちは、世界の歪みを肌で、ステラバトル開始の時が近づくのを直感で、理解するであろう……。しかし、ステラバトルが始まるまでは、どうにもすることができない。
なら、今は仮初のスポットライトに酔いしれる他、ないか……これが、最初で最後のアイドル活動かもしれない、だから――
2章・解説:
引き続きアイドルです! ……ですが、描写であった通り世界は歪みを見せ始めています。ステラバトルの時が近づくのを、肌で感じるでしょう。
まあそれはそれでアイドルしましょう。専用シチェーション表次第では、ルールブック124~126Pのお題表、シチュエーション:時間、場所表などを織り交ぜたトリッキーな演出をしてもいいかもしれませんっ。
例:ゴシップの話×騒がしい昼間の×遊歩道……など。元の専用シチェーションである程度縛られているので、あまり拡張性はありませんが……
幕間・描写:
――唐突に、世界はバラバラに成り行くパズルピースのように瓦解を始める。決戦の時だ……! キミたちは衣装を投げ捨て、臨戦態勢に入るでしょう。確かにこの世界はこの世界でアリかもしれない。けれど、だからって、人々が、世界が滅ぶのは絶対に間違いなんだ。……アイドルは、人々を笑顔にする仕事。それは、笑顔を護ることとも言える。……言うならこのステラバトルは、最初で最後の、アイドルとしての私の舞台、なんだ――!
幕間・解説:
この辺りは普通のシナリオと同じように進行して構いません。何か、エモいアレを思いついたのならば描写として打ち込んでもいいし、基本通りに各ペアの変身シークエンスを演じてもらうでもいいでしょう。
泣いても笑っても、このバトルがアイドルとしてのアナタたちの集大成ですから……
ステラバトル・描写:
刹那、君たちはまるでトップアイドルが立つかのようなライブステージに立っていた。なるほど、ここが今回のステラバトルの舞台か……眼前には、1人の少女が武器を持ち、待ち構えている。
「――さあ、始めましょう? 星の
避けられぬ戦い、逃れられぬステージ。さあ、剣を執れ。君たちの集大成だ。アイドルなら、最高の舞台でライブするのが華、だろ?
ステラバトル・解説:
ステラバトルです。舞台はアイドルをイメージした後述の専用舞台、シャイニーフェスタを使用します。なにかこうしたい等という理由があるのであれば、他の舞台を使ってもいいでしょう。ブーケをデータとして増減させるのが嫌な人もいるでしょうしね。ちなみに、アクションルーチンはアイドルが歌う歌をイメージした描写となっています。セットルーチンは、セトリの流れみたいな感じです。
勝利した場合、《アイドルの勲章》を入手できます。その後、戦闘の〆の描写を入れ、カーテンコールへと移ってください。
カーテンコール・描写:
――そうして、ある日ある年のアイドルという歪みは終わった。世界はまた、いつも通りの輝きを見せる。……別に、アイドルという概念自体が消えたわけでないのに、少し寂しく思う……。
でも、やっぱり、なんでもないこんな日々のが美しいのかもしれない。確かに、アイドルというのは夢だ。夢は夢でいいけれど、夢ならばいつか醒めなくちゃいけない……から、今日もまた、進んでいこう。
アイドルだった自分たちにさようならして――
カーテンコール・解説:
お疲れ様です! セッション終了です……ではなく、まだ演ることはあります。アイドルでなくなったペアたちの描写です。元の何の変哲もない(?)アーセルトレイに戻りました……はて、2人の関係性はどう変わったのでしょうか? また、運命の歯車は回ってゆきます。未来へと。それを、演じてもらいましょう! 好きなように、ね!
エンブレイス・設定
「紫陽 璃々奈/しよう りりな」
性別:女 年齢:16 所属:イデアグロリア芸術総合大学 性格:可憐にして悲観主義
花章:黄のアネモネ
使用スキル:
《騎士のたしなみ》
《†希望は消えゆくもの†》
《薄れゆく希望に火を灯せ》
《希望の担い手》
《小さな痛み》
《戦場の令嬢》
特徴・設定:
銀の髪に赤のメッシュ、ロングヘアーで黄金色の瞳をしている。事故で死んだ姉を敬愛している。その姉はアイドルが好きで、姉を報いるためにアイドルを目指していた。そこを、ロアテラにつけこまれた。
控えめで内気な性格。根はしっかりしているのだが、如何せん理解者が姉しかいなかった。
「アイドル、始めました!」専用シチュエーション表(D66):
(上10~30、下40~60)
1「喫茶店での話:キミがプロデューサーで良かったよ~……でもアイドルってなんだ?! そこの喫茶店で話し合おう!」
2「ショッピングセンター、或いは自宅での話:アイドルと言ったら変装だ! ……でもどんな感じに? 二人で模索しよう!!」
3「街中での話:アイドルってやっぱ恋愛禁止なの?! でもやっぱ好きな人とか気になる人とかいるし……例えば、キミとか――」
4「レッスンスタジオでの話:アイドルと言えばやっぱ歌! ボーカルレッスンだー!! ……ってワタシは音痴じゃないよ?!」
5「レッスンスタジオでの話:アイドルに必要なのはやはりヴィジュアル! メイクの練習だ!! ……って、人のメイク見て笑うなぁ!!」
6「レッスンスタジオでの話:やっぱり歌って踊れるアイドルがさいつよ! ダンスレッスンだ!! ……あれ? 体のバランスが取れず思わずキミに――」
―――――
1「ゴシップの話:えぇ?! ワタシがキミと付き合ってるってウワサがぁ?! べ、べべべつにそんなんじゃないし……早く誤解を解かなきゃ!!」
2「怖い話:最近なんか夜道を歩いていると誰かの視線を感じる……怖いよっ」
3「ライブの話:今度ライブをしよう! いやー握手会とか、ライブとかめっちゃ楽しみ☆ キミもなんか盛り上げてよ!」
4「SNSの話:ワタシのなんかSNSアカウントができたよ! 目指せツイスタ映えー! メンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシの写真載ーせよ!」
5「スランプの話:最近全然調子でないんだー……ねぇ、なんでかなぁ? 元気の出るおまじないとか、あったりしない???」
6「ユメの話:幼い頃夢見たんだ。あの空に輝く一等星みたいになりたいって……でも、独りなのは嫌なんだ。キミと、一緒に輝きたい」
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