「Esse in Anima」

内と外

高さと奥行 垂直性と水平性

境界 向こう側とこちら側

接点としての意識

不動明王

鬼門を守る存在 火の神

シャーマニズム


このフィールドワークのなかに

今まで生きてきた私の人生に関わる単語がいくつかある

特に 不動明王は私の生まれ本尊としていい聞かせられた

はじめて持った魔除けのお守りが不動明王のお守りだった

憤怒と慈愛に満ちた神

ふたつの側面を持つ神

五大明王の中心

龍の巻きついた剣を持つ


河合氏の本を読みながら思う

いつもなら西洋「ま」印観点でしか見ていなかったものが

東洋「ま」印観点で見ても面白いことに気がついた

イニシエーションと共通する何か

寺社仏閣が放つ空間的な力

その「感じ」を言葉で説明するのは難しいと思う

言葉にするとその認識が虚偽を生む

でも 言いたいことはわかる


魂のなかの存在

誰でも出会える

わたしに最も近く 最も遠くにいる存在

そんな存在が「ここに」いるのだと


ルーンに問うと

「ダガズ」と「ソウェイル」

両方とも火と太陽 光に関わるルーン


やはり わたしは火と水と両方の性質を持つのか

正中を歩むものとして 「ここに」いるのだろうか


今 降りそそぐ神の光はわたしをどこへ導こうとしているのか

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