「Next To Me」

真っ暗な闇のなかに浮かび上がる月

上部から欠け始めた月を見ながら歩く

東の空に昇り始めてほぼ3時間後の月

マンションの明かりと見比べてみると

収まりすぎていて絵に描いたような風景


いろいろなことがあった今年

いろいろなことが停滞した今月

いろいろなことで揺れ動いた私

いろいろなことを知らされた私


私の隣に「あなた」がいてくれてよかった

私の隣にあなたがいてくれてよかった

私のすぐ横にあなたがいてくれてよかった


3人のあなたに支えられて今年を過ごしたんだと思う

わがままな私をこんなに支えてくれたんだと感謝する


すべての「ま」に関係する感覚が遮断されていても

月を眺めて思いを馳せることだけはできる

月の光をこの身に浴びて何かを思い描くことはできる


私は ひとりではないんだと…

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