「Pendulum」

ルーンが「怖い」…

結果を知るのが「怖い」のではない

示された結果は受け入れればいい

そうではない

触るのが「怖い」

これ以上触ってはいけない気さえする

今のわたしは触れただけで

どのルーンか引く前からわかってしまう

でも「声」は聞こえない

だんだんルーンが何を示しているのかわからなくなっている

そのことも「怖さ」が増すひとつの原因なのかもしれない

4月 「彼」の「声」が途絶えたあのときのような感覚

それでも4月と違うのは前もって予告と警告は来ていた

SNSのここ最近の日記を読み直しても

内容が振子のように対極から対極へ揺れている

中心点=均衡がない…


仕方なくタロットカードを出してみる

昨日 最後に引いたタロットは「世界」

そして そのあと

昨日 最後に引いたルーンはブランク


それを見て泣きだしそうになった


今日 ルーンではなくタロットに切り替える

ルーンに課したものと同じ質問を繰り返してみる

「月」逆位置 「悪魔」正位置 「星」正位置

今までルーンが出していた結果とまったく同じ


どうしても 越えなければならないのか…

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る