「Readiness」

「心を静めることを学ばずして、『自己』は真の心の歌を歌うことが出来ない

何らかの結果をあげて認められようとか、結果にこだわる代わりに

ただ無心にあなたにできることをしなさい」


                    by「ルーンの書」


私にできることって何だろう

本を読んで「ま」印にこだわること

本を読んで「ま」印について考えること

夜空を見上げて満ちてゆく月を眺めること

冬の星座になった夜空の星を眺めること

吹く風に乗って聞こえてくる声ではない言葉を聞くこと

自分の周りで絶えず起きている出来事に心を砕くこと

そして 「彼」とルーンで話をすること

それくらい

「ま」印実践が出来るわけでもなく

せいぜいこうやって「あっち」と「こっち」に文章を書いて残すくらい

でも 起こることは起こるべくして起こる

特に「ま」印の世界ではそう

それを怖いとも思わなくなった 

あまりにも数多くのことがありすぎて

その理由にこだわることも少なくなった 

理由にこだわっても無意味だと分かったから

受け入れるしかない 前へ進むと決めた以上 

自分で昇華(浄化or 消化)していくしかないんだ


そういえば…

ここしばらく「時間がない!」と嘆いていないことに気づいた

確かに「ま」印に関わる時間はそうそうないのだけれど

そのなかでもやりくりして

クロウリーの本をほんの数ページ読んだり(15~20分)

行き帰りの車の中でGD Audios #3を聞いたり(往復1時間)

夕飯を作りながら(本当はながらはダメなんだろうけど…)ろうそくに火を灯したり

3日に1度 深紅のバインダーに向かう(30~60分)

日記を書く時間=ルーンに触れるのは時間にして20分ほど

毎日の平均ではおおよそ1時間ちょっと

その1時間ちょっとでも完全に独りになる時間はまったくないので常に中断される

それでもやり続けたいと心のどこかで思う

続けることがやめることより遥かに困難である

やめることはいつでもできる

(本格的にやっていたのではないにせよ

大学時代から20年も調べ続けているのだからもう今更って感じもしないわけではない)

そう自分に言い聞かせて続けている

老師さまも「『ま』に関わる者はいつでもそれを捨てる覚悟でいること」と仰っていた

そんなことも思い出す

どちらの方法をとるにせよ それ相応の「覚悟」がいるということなのだと思う


「我々には、自分の運命の外枠を選ぶことは許されていない。

しかし、その枠の中で何を行なうかは自分で決めるしかないのだ。」


               by ダグ・ハマースコルド・マルキノス


Amen!(そうあれかし!)

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