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目次
「Present & Past」
過去を振り返るのは
いいときと悪いときがある
過去を振り返りすぎると今の自分が無くなってしまう
送別会からの帰り道
電車に乗りながら終着駅
窓ガラスに映る携帯メールを見ている私の向こうに
さらに映り込む夜の街
街の灯りがゆっくり流れていく
京都でやりとりした１年前のメールを読みながら
あのときの自分に
あのときの心情に立ち戻ろうとしている私がいる
ドキドキしながら日々を過ごし
さらにもっとドキドキしながら2日間を過ごした
いまの自分の心理状態を忘れたいが故の逃避行動
あと１０日あまりのちのことを考えたくないが故
終着駅で降りて 駐車場まで歩く途中で空を見上げた
１年前の今頃を思い出して
この１年 あのとき見上げた北斗七星をずっと探していた
この１年 ずっと見つけられなかった北斗七星
京都へ行く前日に「彼」に見せてもらった北斗七星を
天を見上げた視線が頭上で固定する
視線が星と星を見えない線で結びつける
私の頭上にあった美しい杓
毎日 毎日
あれだけ探したのに見つけられなかった星座が目の前にある
あのときと同じ質問をすると同じ答えが「彼」から返ってきた
それを見せる必要性があると
何かを気づかせるために見せているのだと
今まで私にとって正しかったものから自由になる必要性があるのだと
そんな答えが返ってきた
ずっと「彼」が私に浄化をかけてくれる
必要なときに必要な浄化をかけてくれる
何度も 何度も
認めなければならないと
互いの関わり方が幾度となく変わっていくのを避けることはできないと
状況は変わるものであると
ありがとう 助けてくれて
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